すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

今年の花見、その一

2015年04月26日 | 雑記帳
 近くにいるのになかなか行けなかった角館・桧木内川堤防の桜をようやく観にいくことができた。以前、叔母より「観にいくなら朝がチャンス」と教えられていたので、6時過ぎには家人を伴って家を出た。土曜のその時間帯だとあまり車もなく、すいすいと一時間ほどで到着。それでも観光客は結構目立っていた。


 駐車場の大きなところは大型バス専用となっていた。さすがにまだ一台も止まっていない。隣の個人駐車場に前の2台とともに入る。少し係りのおじさんと会話する。10時になると歩行者天国が始まるとのこと。その前がポイントらしい。桜は当日の朝刊では満開となっていたが、ピークは前日あたりだったろうか。


 桧木内川堤防の桜は東側?並木になっているので、どちらかと言えば午後がいいのだろう。光の向きで写真にはやや不向きだなという感じをもった。それでも続く並木はさすがに長く、歩いているといろいろなポイントがある。時間が経つにつれて、徐々に人も増えてきた。一通り堤防を歩き、武家屋敷通りへ向かう。


 こちらは人通りが絶えない状態。しだれ桜はもう散り初めであり、少し残念だった。それでも、何度か傍までは来ているがじっくりと歩くことがなかったので雰囲気を味わっただけでもよかった。紅葉の時期はいいだろうと思わせる庭がいくつも見つかった。この程度の人出であればまた来たいと思わせる通りである。


 再び川沿いへもどり、光の向きが変わった桜をみる。バス専用駐車場にはもう10台ほど並んでいる。中国人らしい団体の姿も見える。「さくらの町」のピークの週末か。歩行者天国の始まる前に駐車場から出る。町外れにあったしだれ桜の一本がとても色鮮やかで、そばに寄ると数えきれないほどの虫が乱舞していた。


 あまりに有名な風景なので、よくあるアングルは撮らなかったが、一応記念と思い、3枚残してみた