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何年振りかの記

2016年07月11日 | 雑記帳
 東京ドームでの野球観戦は、確か10年ぶりではないか。勤め先の職員旅行で巨人戦を見た記憶がある。あの時はマフラータオルを準備せず、回せなくて悔しい思いをしたが、今回は大いに盛り上がることが出来た。しかし隣席に陣取った若い外国女性3人組のノリには負ける。こんな場所でも異国の人が増えてきた。


 ドームホテルは開業して間もない頃、娘たちを連れて泊まったから15年ぶりぐらいだろうか。相変わらず賑わっていた。朝食をとるとき、隣席の女子大生二人の会話が耳に入ってきた。サークル?のメンバーをどう呼んでいるかで盛り上がっている。距離感の取り方が大きな関心事であることがひしひしと伝わってきた。



 雨の二日目、帰りの新幹線時刻まで寄席へ行くことにする。浅草演芸ホールは5年振りぐらいか。確か震災の年の秋に立ち寄った。たくさんの芸人を見られることが嬉しい場だ。途中までだったが、権太楼、佐橋が秀逸だった。様々なレベルの芸人を目の当たりにして、「身に付く」という意味が少しわかった気がした。



 ここ数年、寄席は年に一、二度訪れている。その程度のキャリアでも、比較を重ねると、次のことが理解できる。ネタをなぞっている段階、ネタを通して自分を表現できるレベル、さらに自らの中でネタが消化され昇華されている芸人…まあ、なかには時事ネタ、定番ネタだけを口調の流暢さだけで語る人もいたが…。