すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

最強の創造者たちを想う

2016年07月19日 | 読書
Volume9

 「年を取って次第に創造性が衰えてくると言われるのは、体験が増えても、意欲が低下するからでしょう。逆に言えば、高齢になっても意欲が衰えない年寄りは、最強の創造者だということになります。」

 かの脳科学者茂木健一郎の言葉。

 その例として、岡本太郎を挙げている。なんとなくイメージできる。



 しかし、また「意欲があっても行動に結びつかないことを、齢をとったと言う」との一言も聞いたことがある。

 意欲が先か、行動が先かは、にわとりと卵のような問題であり、どちらか一方の衰えは片方の減少と確実にリンクしているに違いない。


 けれど一つ俯瞰すると、行動を伴わない体験はあるはずもなく、二重の意味で創造のためには行動あるのみという気がしてくる。
 
 身の回りにいる、またかつていた「最強の創造者」たちは、みんな行動していた。