アクシデント
雨の中のハイキング
その1
現代は文明利器の時代。
道を知らなくてもGPS〔案内装置〕が目的地まで・・・。
バスから降りたら人間GPSが、突然効かなくなった。
反対方向に行きてはぐれ、結局元との出発地点に戻って
しまった。
美術館 ?
その2
GPSをオーバーホールし、出発地・東沢大橋(赤い橋)に到着。
ここから川俣川に降りて渓谷探勝のはじまり。
完全装備に身を包んだ43名は、急坂の岩道を枝や樹木につかまり
やっとのことで川俣川に降り立った。
渓谷をとうとうと流れる水、埋め尽くすような大きな岩や石、流れに引
っかかった風倒大木。雨は一層強くなってきた。
渓谷の流れに誘われながら下流へと進む。
滑ったりしながらも身を立て直し、列は遅れながらも一歩一歩前進。
あちこちに出現する丸太の梯子段が雨に濡れて、つるつる滑り思わ
ぬ時間を要した。
川を渡る飛び石に落葉などがあると、滑って思わぬ転倒。
見かねたリーダーは、先頭に向って停止命令。
『この分では、あまりにも時間が掛かり、危険。
行程はいま3分の1.ここで中止して引き返します』・・・
・・・断が下された。
皆さん怪我もなく、元気に帰還したことが何より。
バスの中で昼食をとり、一路東京へ向った。
英断に皆さんホットするやら・・・・よい勉強になった。