朝日の古新聞を貰ってきたので
ひらくと、7月6日朝日歌壇の
永田和宏が第一首目に選んだ歌
が気になりました。
まずは引用。
わからへんなんぼ聞いても
わからへん平和のためにいくさに行くと
枚方市 石川智子
その永田和宏さんの選評は
「石川さん、『わからへん』のは
決してあなただけではない。詭弁に
近い論理のすり替えを正しく衝けるのは、
市民目線からの率直な言葉だけである。」
そして、7月12日の第二社会面。
ののちゃんの四コマが掲載されている
頁に朝日歌壇が取りあげられて、
「解釈改憲 怒りを短歌に」と
集団的自衛権の特集で、
もう一度歌壇の歌が載って
(吉浜織恵)さんの記事文。
思い出して、
本棚から加藤秀俊著「独学のすすめ」を
取り出してくる。
その「情報時代の自己教育」を
もう一度読み直すことにする。
「そこで、問題になるのは、
情報えらびの問題である。
とにかく、全社会的に生産され
流通している情報量はやたらに多い
のである。人間は、その一部だけ
吸収して一生をおえるのであるから、
それぞれの人間の人生が充実しているか
どうかは、ひとえに、その人間が、
どれだけ有効に情報を選択したかに
かかっている。じっさい、もしも、
人間に優劣があるとするならば、それは、
先天的な能力の問題ではなく、
後天的な情報選択能力にある、
とわたしは思う。・・・・
価値評価はむずかしいが、どのような
情報にどんなしかたで触れあっているか、
が、それぞれの人間の人生をつくっている、
という事実ははっきりとお互いに
みとめなければならないだろう。
情報の質が人生の質をきめるのだ。
情報をえらぶことが、
人生をえらぶことである・・・」
うん。朝日新聞の情報を、私は選ばない。
それでも、韓国の情報が知りたくて、
室谷克実さんの本を読むように、
朝日の情報の質を知りたくって、
古新聞をもらってくる。
ひらくと、7月6日朝日歌壇の
永田和宏が第一首目に選んだ歌
が気になりました。
まずは引用。
わからへんなんぼ聞いても
わからへん平和のためにいくさに行くと
枚方市 石川智子
その永田和宏さんの選評は
「石川さん、『わからへん』のは
決してあなただけではない。詭弁に
近い論理のすり替えを正しく衝けるのは、
市民目線からの率直な言葉だけである。」
そして、7月12日の第二社会面。
ののちゃんの四コマが掲載されている
頁に朝日歌壇が取りあげられて、
「解釈改憲 怒りを短歌に」と
集団的自衛権の特集で、
もう一度歌壇の歌が載って
(吉浜織恵)さんの記事文。
思い出して、
本棚から加藤秀俊著「独学のすすめ」を
取り出してくる。
その「情報時代の自己教育」を
もう一度読み直すことにする。
「そこで、問題になるのは、
情報えらびの問題である。
とにかく、全社会的に生産され
流通している情報量はやたらに多い
のである。人間は、その一部だけ
吸収して一生をおえるのであるから、
それぞれの人間の人生が充実しているか
どうかは、ひとえに、その人間が、
どれだけ有効に情報を選択したかに
かかっている。じっさい、もしも、
人間に優劣があるとするならば、それは、
先天的な能力の問題ではなく、
後天的な情報選択能力にある、
とわたしは思う。・・・・
価値評価はむずかしいが、どのような
情報にどんなしかたで触れあっているか、
が、それぞれの人間の人生をつくっている、
という事実ははっきりとお互いに
みとめなければならないだろう。
情報の質が人生の質をきめるのだ。
情報をえらぶことが、
人生をえらぶことである・・・」
うん。朝日新聞の情報を、私は選ばない。
それでも、韓国の情報が知りたくて、
室谷克実さんの本を読むように、
朝日の情報の質を知りたくって、
古新聞をもらってくる。