安倍晋三氏について、新聞を読みたかった。
産経新聞2020年8月30日一面の古森義久氏の文を読む。
氏は、2006年9月30日の頃のことから始めております。
「・・・当時、ニューヨーク・タイムズの安部首相への
論調は不当なほど厳しかった。小泉政権の若き官房長官として
憲法問題でも歴史問題でも『普通の国』の基準で明快に主張する
安倍氏に対して『危険なタカ派のナショナリスト』などとレッテルを
貼っていた。同紙のノリミツ・オオニシ東京支局長は
『安倍氏の説く日本の民主主義は幻想』とまで糾弾した。」
こうした論調のなかで、古森氏へ寄稿文の依頼が来る。
その依頼文に記したことを古森氏は、あらためて紹介しておりました。
今日の古森氏の文の最後の箇所を引用。
「『安倍首相は祖父(岸信介元首相)の助言を守る形で
日本の将来の防衛を日米同盟の枠内に堅固に保っていくだろう。
米国人は共和党、民主党の別を問わず、いま人気の高い日本の
新首相が完全に現代的で率直な、そして信ずるに足る友人である
ことを知るだろう』
この14年前の期待をこめた予測が現実に沿ったことに
・・・・私はささやかな満足を覚えている。
共和党のトランプ大統領も、民主党のバイデン副大統領も、
安倍首相の日米間の同盟や友好の強化の実績に手放しの礼賛を
いまや正面から表明した。
中国や北朝鮮という目前に迫った脅威や国難に対しては
米国との絆の強化はいまの日本には貴重である。
米国側の逆風をもかつてないほどの順風に変えたのは
ほかでもない、安倍首相自身の実力、努力、そして
信念と哲学だったといえよう。」
(ワシントン駐在客員特派員・古森義久)
はい。読みたい記事を、産経新聞で読めました。
ひょっとして、読めていない方のために、
ここに引用しておきます。