月刊Hanada10月号。
「蒟蒻問答」をひらく。久保紘之氏は語ります。
久保】 8月5日付の産経新聞で主要国の首相、大統領の
国会出席日数をまとめた国立国会図書館の調査報告書を
わかりやすく表にしていたけど、それによると
日本の首相が主要国の首相、大統領に比べ、いかに
国会審議で時間を浪費し、体力を消耗しているかが一目瞭然。
特に首相や閣僚が出席してテレビ中継される予算委員会は、
最終的にはアメリカ0日、英国1日、フランス2日に対して
日本は65日(ドイツは非公開)。
しかも安倍叩きのパフォーマンスで国民受けを狙う
野党のアピールの場で、肝心の法案審議などは放ったらかし。
不毛の場と化しています。
いまや国家間の外交交渉は首脳外交によって決着する場合が多く、
首相はそれだけ多忙になる。つまり長時間にわたって国会審議に
首相が拘束されれば、日本の国益を大きく損ねることにも
なりかねない。
うん。ここだけ引用して終りにするつもりでしたが、
もう少し対談相手の言葉も引用しておきます。
堤堯】 NHKの世論調査では『臨時国会を速やかに
開くべきだと思うか』に、『速やかに開くべき』が72%だ。
だけど国会を開いたところで、ロクでもない質問ばかり。
武漢ウイルスで国会の外は大変な騒ぎになっていた時に、
やれモリ・カケ・桜を見る会がどうのと、
擦り切れたレコードよろしく同じ質問の繰り返しだ。
あげく『ついでにコロナについても訊きますが』
(立憲民主党・福山哲郎)などと、
アホらしくて聞いていられなかった。
編集部】 しかも、何かといえば審議拒否。
(以上・p72)
はい。すぐに忘れてしまうので、
はい。ブログに書き写し、マスコミが指摘しないことを
指摘してくれることを感謝しながら、忘れないように。