生育場所の情報がほとんど無い水草があり、山梨県レッドデータブックの分布図から推察すると身延町から南部町あたりの水田あるいは用水路あたりに生育していると推定される。広大な面積なので見つかる可能性はきわめて低いのだが、あるとすればそろそろ白い花を咲かせている時期ではないかと思う。身延町の田園地帯はどんな感じなのか、何ヶ所か見に行ってみる。
1ヶ所目は用水路が何本か走っていて近くに川が流れており、豊富な水が供給されている田園である。

田んぼの中の稲が抜けたところに白い花が群生している。

葉を見ると先端部が尖っている。これはオモダカであろう。

ウキクサに混じってサンショウモがあちらこちらに浮かんでいる。

たぶんこれはヒルムシロの葉であろう。

良く見てみると藻が生えている。たぶんこれはホッスモではないかと思う。

ヒルムシロと思わしき葉の沈水葉が見える。柄が付いているようで、ヒルムシロで間違いないであろう。

用水路脇にはイヌドクサが生えていた。
次に探索してみたのは公園の中を流れる用水路である。

用水路脇の東屋

想定していたよりも水量が少なく、水草はあまり無さそうである。

この葉はミズバショウか?たぶん植栽のものであろう。
次は大きな用水路がたくさん流れている水量豊かな田園地帯である。

大きな用水路が何本も走っている。

用水路脇に生えていたこの赤紫色鮮やかな花。

葉は対生して茎を抱かない。これは富士五湖界隈で探していたミソハギであろう。こんなところで出会えるとは思ってもいなかった。

ホタルイが生えている。

ここにもサンショウモがあちらこちらで見かけられる。

球形のカヤツリグサの仲間が生えている。

たぶんタマガヤツリであろう。

こちらにもヒルムシロが生えていた。

先ほどとは違う感じの藻が生えている。

一部引き抜いて観察してみる。

葉の形態から見てこれはシャジクモと思われる。環境省の絶滅危惧種ではあるが、結構普通に見られるようである。

節のところにオレンジ色のものが付いている。小さくて分からないが、これが胞子を含んだ雄花と雌花らしい。
探し物はミズオオバコという水生植物であるが、山梨県では個体数が少ないようで今回の探索では発見出来なかった。しかし想定外のミソハギやシャジクモに出会うことが出来た。イトトリゲモという珍しい水草も生育しているらしい。稲刈りの季節になると水田の水が無くなってしまうため、時間がとれるようであれば再探索に訪れてみたいと思う。
1ヶ所目は用水路が何本か走っていて近くに川が流れており、豊富な水が供給されている田園である。

田んぼの中の稲が抜けたところに白い花が群生している。

葉を見ると先端部が尖っている。これはオモダカであろう。

ウキクサに混じってサンショウモがあちらこちらに浮かんでいる。

たぶんこれはヒルムシロの葉であろう。

良く見てみると藻が生えている。たぶんこれはホッスモではないかと思う。

ヒルムシロと思わしき葉の沈水葉が見える。柄が付いているようで、ヒルムシロで間違いないであろう。

用水路脇にはイヌドクサが生えていた。
次に探索してみたのは公園の中を流れる用水路である。

用水路脇の東屋

想定していたよりも水量が少なく、水草はあまり無さそうである。

この葉はミズバショウか?たぶん植栽のものであろう。
次は大きな用水路がたくさん流れている水量豊かな田園地帯である。

大きな用水路が何本も走っている。

用水路脇に生えていたこの赤紫色鮮やかな花。

葉は対生して茎を抱かない。これは富士五湖界隈で探していたミソハギであろう。こんなところで出会えるとは思ってもいなかった。

ホタルイが生えている。

ここにもサンショウモがあちらこちらで見かけられる。

球形のカヤツリグサの仲間が生えている。

たぶんタマガヤツリであろう。

こちらにもヒルムシロが生えていた。

先ほどとは違う感じの藻が生えている。

一部引き抜いて観察してみる。

葉の形態から見てこれはシャジクモと思われる。環境省の絶滅危惧種ではあるが、結構普通に見られるようである。

節のところにオレンジ色のものが付いている。小さくて分からないが、これが胞子を含んだ雄花と雌花らしい。
探し物はミズオオバコという水生植物であるが、山梨県では個体数が少ないようで今回の探索では発見出来なかった。しかし想定外のミソハギやシャジクモに出会うことが出来た。イトトリゲモという珍しい水草も生育しているらしい。稲刈りの季節になると水田の水が無くなってしまうため、時間がとれるようであれば再探索に訪れてみたいと思う。