タヌキマメ咲く 北杜市 令和4年8月2日

　キツネノカミソリを堪能した後、もう１ヶ所立ち寄ってみる。まだ少し早いかも知れないが咲いているかも知れない。


　　　　草むらの中でタヌキマメが咲いている。


　　　　まだ咲き始めで蕾が多い。


　　　　昨年のように大群生はしていないが・・・


　　　　それなりに数はありそうである。


　　　　タヌキマメの花


　　　　白いほうのタヌキマメは昨年同様にたくさん生えているが・・・


　　　　まだ蕾で、咲き出すのは１週間くらい先になりそうである。


　　　　黄色いツルが草むらに絡みついている。


　　　　このツルには葉が無い。


　　　　これはツル性の寄生植物、マメダオシではないか？と期待したのだが・・・

　自宅に戻ってからネットで調べてみると、マメダオシに良く似たアメリカネナシカズラという外来種が居るらしい。マメダオシの花冠の裂片は楕円形で先が尖らないらしいが、アメリカマメダオシでは三角形で先が尖り反り返るらしい。そのような目でこのツル性植物を見直してみる。


　　　　花冠の裂片は三角形で先が尖り、わずかながら反り返っている。この植物の正体はアメリカネナシカズラであろう。

　残念ながら探していたマメダオシでは無さそうである。しかし、どんな感じの花なのかは様子が分かった。田んぼや畑の草むらや土手に付いているのではないだろうか？見逃さないように気をつけながら歩いてみたいと思う。