Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

抱き合わせと序列化

2022年11月06日 06時30分28秒 | Weblog
平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が来年5月にキンプリ脱退で退社へ 永瀬廉、高橋海人2人で存続
 
 このニュースには、ふだんほとんどテレビを視ない私も驚いた。
 だが、早くも、退社するメンバーの今後が心配になる。
 というのも、この事務所は、退社する人間について、「敷居を跨がせない」どころか、「干す、つまり地上波から追放しかねないほどの力を持っていると噂されており、実際、公取委が「優越的地位の濫用」の疑いで注意したという事件があったからである。
 そういえば、独禁法では「抱き合わせ販売」も禁止されている(抱き合わせ販売と独占禁止法)。
 アイドルをピンではなくグループにして”抱き合わせ販売”する手法は、事務所にとってはやりやすいのだろう。
 アイドルの側としても、仲の良いメンバーが集えば、相乗効果によって、「個の力」を超えるものが生み出される可能性もある。
 だが、事務所側は必ずといってよいほどメンバー間に”序列”をつけてくるので、SMAPの例のように、どうしても亀裂が生じてしまう。
 ちなみに、この「抱き合わせと序列化」という手法は、女性アイドルグループでも定番となっている。
 考えてみれば、(中規模以上の)カイシャの従業員も、この事務所のアイドルと同じように、カイシャによってグルーピング(○○支店、営業第×課、等々)され、その中で(人事考課などによって)序列化されているのである。
 なので、”総選挙”に熱狂していた人たちは、もしかすると、自分たちの姿をそこに重ね合わせて鬱憤を晴らしていたのかもしれない。
 いずれにせよ不健全な手法なので、なくなってよかったのだろう。
コメント
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