スーパースター・ガラ 2022 【A プログラム】
豪華な顔ぶれでどれも注目だが、個人的には、「この人が出演するとチケットは売り切れになる」というので有名なスヴェトラーナ・ザハロワによるコンテンポラリー作品の上演が目玉だと思う。
ということで、「Digital Love」に注目していたのだが、軟体動物が俊敏に動くようなコリオ(但し、最後は「瀕死の白鳥」と同じポーズ)で、ややグロテスクな印象を与える。
いつも彼女のクラシック・バレエの端正な姿を観ている人はビックリするだろう。
コンテンポラリーと言えば、エドワード・ワトソンの「インポッシブル・ヒューマン」も、死体が自由自在に動いているようなコリオであり、いずれにせよ人間とは思えない動きである。
ザハロワさんはウクライナ生まれで、本来、こういう「国境を越える」芸術家が「新しい自由な社会」の担い手となることが期待されていたのだ。
もちろん、ボリショイバレエ団のメンバーである以上、さらに言えば、プーチンの後押しで国会議員になってしまった以上、それは無理な話なのだが・・・。
豪華な顔ぶれでどれも注目だが、個人的には、「この人が出演するとチケットは売り切れになる」というので有名なスヴェトラーナ・ザハロワによるコンテンポラリー作品の上演が目玉だと思う。
ということで、「Digital Love」に注目していたのだが、軟体動物が俊敏に動くようなコリオ(但し、最後は「瀕死の白鳥」と同じポーズ)で、ややグロテスクな印象を与える。
いつも彼女のクラシック・バレエの端正な姿を観ている人はビックリするだろう。
コンテンポラリーと言えば、エドワード・ワトソンの「インポッシブル・ヒューマン」も、死体が自由自在に動いているようなコリオであり、いずれにせよ人間とは思えない動きである。
ザハロワさんはウクライナ生まれで、本来、こういう「国境を越える」芸術家が「新しい自由な社会」の担い手となることが期待されていたのだ。
もちろん、ボリショイバレエ団のメンバーである以上、さらに言えば、プーチンの後押しで国会議員になってしまった以上、それは無理な話なのだが・・・。