阿部氏のパワハラの件はかなり前からニュースになっており、読売本社サイドも当然把握していたはずである。
ところが、彼が次期監督にほぼ確定したようだ。
「巨人の原辰徳監督(65)が退任することが3日、分かった。球団史上最長の監督通算17年目となった今季は若手を積極的に起用したが、3年連続でリーグ優勝を逃し、2年連続4位でCS進出に届かず。球団史上初の同一監督で2年連続Bクラスという惨敗を喫した。後任には、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が最有力候補に浮上していることも明らかになった。」
スポーツ報知が書いているくらいなので、当確なのだろうが、問題はパワハラ対策である。
普通に考えると、目上の人物による監視が行き届く体制を構築することが考えられる。
そうなると、真っ先に思いつくのは、原氏のGM就任である。
これなら、原氏のメンツも立つし、阿部氏も好き勝手が出来ないので、一石二鳥である。
ただ、この体制は「院政」であり、現場との不要な軋轢を招くという見方も出来る。
それに、チーム内にいないとパワハラの実態がよく見えないという可能性もある。
うーむ、これはなかなか難しい。