20年ぶりの来日公演ということだが、私は「ジョン・ウィリアムズ・トリビュート」を聴きに行った。
すると、会場の東京国際フォーラム ホールA (とにかくデカいホール)はほぼ満席の大盛況で、当然のことながら、トイレには大行列が出来ている(トイレの数が少ないのがこの会場の難点である。)。
この会場は余りにデカいため、オーケストラやピアノの音はマイクで拡大されることになる。
この会場ではドミンゴもマイクを持って歌っていたが、(小さめの)ホールCや東京文化会館でオペラ歌手が「マイクを持って歌う」場面は見た記憶がないので、「マイク使用」はこのホールだけで許されることなのかもしれない。
さて、初っ端は、誰もが聴いたことのある「スーパーマン・マーチ」である。
多くの人が体を動かしてリズムをとっているようだ。
その後も「ジョーズのテーマ」などのおなじみの曲が続く。
これでは、満席になって当然である。
本日のゲストはピアニストの角野隼人さんで、アンコールのサービスもあった。
ラストは、やはりこの曲、「スターウォーズ『メイン・タイトル』」である。
終演後はスタンディング・オベーションの嵐となり、いかにこの曲の人気が凄いかが分かる。
・・・だが、この曲を聴いた後で、「スーパーマン・マーチ」のメロディを思い出そうとすると、なかなか難しい。
どっちがどっちだろう?
なぜなら、曲調が非常に似ており、両者を混同してしまいがちだからである(Star Wars vs. Superman Theme)。