「三浦文彰のモーツァルト!辻󠄀井伸行のシューマン!清水和音の皇帝!
日本を代表するソリストが圧巻の演奏を次々に披露する超豪華なオーケストラ・コンサートの第2夜。」
日本を代表するソリストが圧巻の演奏を次々に披露する超豪華なオーケストラ・コンサートの第2夜。」
今日はGALAコンサートの第二夜。
最前列とはいえ端に近い方の席で、どうしてこの席をとったのか自分でもよく分からない。
某交響楽団の事務の人に「いちばんいい席を」を頼んだ時は、中央・7,8列目あたりのチケットが送られてきたので、歌舞伎でいうところの「とちり」の席というのは、クラシックのコンサートでも当てはまるのではないだろうか?
さて、この位置取りだと、音の聴こえ方が偏ってしまうけれども、楽団員の方の動きや表情はよく見える。
演奏していないときの団員の方の動きや表情は結構興味深い。
例えば、ソリスト(辻井さんと清水さん)がアンコール曲を演奏している時は、体でリズムをとりながら、満足の余りニヤニヤしながら聴いている人が多い。
ラストで指揮の三浦文彰さんが聴衆から大拍手を浴びる場面では、我が子の姿を横から見つめる三浦章宏さんの、いかにも幸せそうな表情がよく見える。
数年前に父を亡くしたこともあるが、なぜか私は、この場面で今日一番の感動を覚えたのであった。