パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

西洋美術館と鈴本演芸場

2016年10月10日 12時18分58秒 | 旅・旅行

ワルキューレ公演の翌日
東京滞在二日目、さて何をしようか?
とずっと前から考えていた
愛知県の片田舎の人間、聞いたことがある地名は少なからずあっても
それが具体的に何処にあるのか、見るべきものはそこにあるのか?
調べるのも面倒な横着者は天気が心配だったので屋根のある場所を選択した

選択肢したのは上野の西洋美術館
ちょっと前、ユネスコの 文化遺産に登録されたル・コルビュジエが設計したところだ
でも建物に興味があったのではなく、そこには屋根があったからだ(雨が降っていたし)

この西洋美術館、実は初めてではない
確か数回見ているはずなのだが、、
美術館で写真撮影が許されているとは知らなかった
(撮影禁止の作品もあったが)

そこでお言葉に甘えて、お気に入りの絵をパチリ、いやガシャっとスマホで

ミロの絵、ミロは好きなんだな何故か(ホッとするというか、優しい気持ちになれるというか)
この絵は図鑑か何かで見たことがある、でもこんなに大きいものとは思わなかった
落書きみたいな絵だけど、同じ落書きみたいなピカソは絵に緊張感が溢れていれるが
ここには張りつめたものはない(と感じてしまう)

確か以前何処かでクリアファイルになっていた絵がここにあった

モネの睡蓮 これも大きな絵だった
さすがに有名だけあってこの前で写真を撮ってる人が多かった

あとはルノワールの数点を記録に収めた

有名でなくても気に入る絵はあったが、それは誰も撮影していなかった
この西洋美術館の常設展は430円の入場料
この価格は助かる
でも展示場に座ってのんびりするところがなかった
一休みするところ、欲しいものだ

ざっと見終えたあと、すこし小降りとなった屋外に!
入口付近には「考える人」「カレーの市民」「地獄の門」の彫刻等が並んでいる
何かしら迫力があるのは「地獄の門」


 何か引っかかるが、それが何か分からない でも良い作品ということは分かる

真面目な屋根付きの会場のあとは、ゆるい屋根付きの会場へ移動

新宿末広亭と並ぶ落語の聖地(?)鈴本演芸場だ

自分が入ったときにはお弁当を食べてる人、一杯飲んで気持ちよくなってる人が少なからず見受けられた
(食事は末廣亭より食べやすい環境にあるみたい)
昼の部ということで一人約15分〜20分の持ち時間を
落語・手品・音楽を使ったパフォーマンス・漫才が 次々と演じられていく
落語家の名前は知らないが、自分の聴く方のコンディションが良かったせいか
(前日から続くコンディションの良さが続いて)
大いに楽しめた
馬鹿馬鹿しい笑いを、真剣になって取り組む、そして磨き上げる
そこを受け入れる人達がいる
文化などと大げさなことを言う気はないが本当に豊かな世界というのは
こういうものじゃないかと感慨にふける

ということで、久しぶり東京への旅の二日間は本当に充実したものだった
来年は「ジークフリート」も「神々の黄昏」もある
また予習しながら、いやぶっつけ本番で楽しむことになるのかな、、

最後に不満をひとつ
新幹線のこだま(豊橋はこだま利用なので)停車する度に何分か待って
抜かれていく
その頻度があまりにも多いので少し苛ついてしまう
もう少しなんとかならないものかな 

 

コメント
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