パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

千郷地域 意見交換会

2016年10月25日 08時29分15秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

今日も新城市の話題

昨晩、「市長と語ろう!地域の未来」と題された
地域意見交換会が新城市の千郷地区の「ちさと館」で行われた

気になる点がいくつかあったが
昨日の投稿と関連することに絞って少し取り上げる
(他の内容については別のブログで採りあげるつもり)

市長と語ろうということで、市長の発言について
聞き終わった後すぐに思い浮かんだのが以下の2点

●やっぱりよくわからない
●質問に答えず、話をすり替えている

最初の、やっぱり分からなかかった点というのは
「産廃の悪臭被害が出ている現場に、何故市長は行かないのか」
という質問に対する答えのこと
これは以前から少し問題になっていて、6月の市議会の一般質問では
市長は「ある理由があって行かない 」と発言している
そして9月議会では「それではその理由をお話しましょう」
ということで、ある議員の質問に答えている

その議会の傍聴には行っているので、その答えは聞いているはずなのだが
残念ながら自分は他人に説明できるほどその答えが理解できなかった
何か言ったのは覚えている、しかし、行かないということと
どのように結びつくのかわからない
そこで議事録を読んで確認しようとしたが、議事録はまだアップされていない
そんなわけで、昨晩市民からこの質問が出たときは集中して聞くことにした

私(市長)は、製造業・物流業に限定された南部地区の工業団地に
産廃中間処理業のタナカ興行の進出に関して承知しているわけではありません
まして地域住民の方々との話し合いもできていない現実があります
(このあたりは問題ないが、ここからがわからない)

行政の長として市長としては行くことが出来ません
???

ここの飛躍がわからない

指定外の業種の企業が進出してきた
これはけしからんし、認めることは出来ない
まして地域住民との話し合いも充分に出来ていない(けしからん)
おまけに悪臭の被害届も出るようになっている(けしからん)

けしからん企業がけしからん状態を起こしている 
まずは、その実態を把握して、行政の長として
けしからん企業に一言言ってやる 

普通はこうした流れとなるはず

その証拠に、この日の質問の中には似たような事例でこう答えている
新東名高速道路の開通に伴う臼子地区の騒音の問題について
「騒音は基準値以内だったとしても、生活には支障があるので
 中日本高速道路と連絡をとってどのように対処するか検討したい」

同じ苦情(騒音と悪臭)なのに、片方は自ら進んで対応にあたり
(基準値以内でも)片方は、事実確認すらしようとしない
何か一貫した姿勢は見られない

あの場のあの答え(説明)で一体どのくらいの人が、市長が現場にいって
事実確認しない理由を理解できたのだろう
これは議事録がアップされてからも読んでみるつもり
本当に誰かさんの話は淀みないが、内容はわからない
 

次は、話のすり替えについて
質問は、議員に当選してから一気に家業の水道工事の受注が増え
中日新聞の記事にも取り上げられ、その結果政治倫理審査会まで開かれるように
なった問題について、
疑惑が発生しているにもかかわらず依然として、入札参加し落札しているのは
おかしいのではないかということ(なにか裏があるのではないか)

その答えは、入札資格があってそれをクリアしていれば電子入札は怪しく
疑わしいことは出来ないシステムになっている

しかし、質問は入札がちゃんと行われていないとか疑惑があるというのではなく
現に政治倫理審査会が開かれるような状態の企業を
何故、市が指名入札の資格者としているかという点

指名入札は事業の規模・金額によって担当部署が入札にエントリーできる
業者を、多くの中から絞り込んで行う方式
業者みんなが入札で戦う方式ではなく、市が指名した業者間で
行う形だが、ここで世間的にも問題となっている企業を何故
引き続き問題無しとするような判断を行っているのか
騒ぎのあるうちは、あちらもこちらも(市も業者も)大人しくしていよう
というのがごく普通の考え

この常識的な判断と市の判断との違いを、納得できるような説明が
聞きたかっただけなのだが、見事な(?)話のすり替え

本当はあの現場で質問をしてみたかったが、何度も繰り返される
「地域の、、、」の言葉と、地域の方に遠慮して発言はしなかった
そのせいか床に就いても、何か苛ついた気分が抜けなかった 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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