あまりテレビは見ないが、話題のドラマ「半沢直樹」を見ている
流行に遅れてはいけない!などの気はサラサラない
ただリタイアして身で、現役だったらどう感じるか?
を確認するために見ているようなものだ
このドラマをみて驚くのは出演者の「顔芸」
ドアップで映される顔の表情は、それぞれのタレントさんの演技に煽られて
負けじと演じているようで、それが大げさすぎるとしても、面白い見ものだ
あと感心するのは、一時間と決められた時間の中で起承転結を全うしていること
当たり前といえばそれまでだが、そうした制限のなかでこなしていく
総合的な力は、プロの仕事ぶりだな、、、と思ったりする
ところが、数回見ていて、段々見るのがしんどくなってきた
顔芸はそれなりに楽しめるとしても、その内容があまりにも勧善懲悪的すぎて
あるいは対立軸がはっきりしすぎて、そして主人公の行動があまりにも
立場を超えた正義感を訴えすぎて、、、
エンタメドラマだから、どうのこうのいう事自体が場違いかもしれないが
こうまで真正面からある見方による正義感を訴えて、そのカタルシスを
見せつけられると、、、なんだか、少し引きたくなってしまった
善と悪の対立
その方がわかりやすいので、シンプルに単純化する
世の中は今のアメリカの大統領選の批判合戦をはじめとして
このような傾向が進みつつある
残念ながら我市の出来事もこの区分法で進められているのも事実だ
つくづく人は人を攻撃する時は情け容赦ないものだと思う
攻撃によってハイな気分になって「倍返し」をするのは
そういう気持ちはわからないではないが、
ちょいといただけないな、、とも思ったりする