少しばかり勇気とか覚悟が必要な投稿かもしれない
(そう感じること自体が問題と思うが)
どうも、わからないことがある
何故、共産党というだけで否定的な考えを持つ人がいるのだろう
そしてその数が多いのは何故なんだろう
自分の知っている共産党関係の人は、市議会議員一人と国会では小池さんや田村さんで
その人達は他の党の人と比べて(市議会では他の議員と比べて)とても真面目に
生産的な提案をしている
その提案や考えに全面的に賛成はできないとしても(予算面で)その真摯さ故に
悪意とか嫌悪感を感じることはない
そう感じるのは甘い人で共産党の何たるかを知っていないからだ
と一部の人は知ったかぶりで話す
それなら共産党の何たるか?とは一体なんだろう
一部に言われるような暴力革命を目指すから危険な思想をもつ団体というのだろうか
公安では監視団体の一つとしてオウム真理教関係の団体、右翼団体と並んで
確かに共産党もずっと昔から入っている
だが公安は監視した状況を毎年レポートとして残しているが
そこに何も危険性を感じさせるものは書かれていない
政党としての野党の立場を見据えた活動状況が善悪の偏見なしに書かれている
一般的に共産党イコール中国共産党みたいなものとイメージづけられそうだが
公安のレポートにあるように日本共産党は中国に対して人権問題に関しても
批判の意思を示している
つまりは、日本共産党をイコールで中国をイメージするのは
あまりにも先入観に依存しすぎのように思えてしまう
共産党と聞いただけでアレルギー反応を起こす人たちがいるのは現実だ
その人達に何故そうなのか?と聞いてみると
おそらく共産党だから!と答えになっていない答えを出す気がする
ならばその無条件に毛嫌いするのは何をイメージするからなのだろう
中国共産党とは、先程の例から立場が違うのは明らかだ
革命を起こした結果、独裁となったソ連のスターリンの社会を想像しているのだろうか
だがスターリンの政治体制は共産党(あるいはマルクス)が目指した社会体制なのだろうか
ハンナ・アーレントはスターリンの社会を「全体主義国家」として扱っている
共産党支配の世界になれば必然的に独裁国家、全体主義国家になるのだろうか
それが科学的な考え方というのだろうか
ところで、現在の日本の社会は本当に自由主義国家のなのだろうか
一部の不安を覚える人たちは(自分もその中に入ってる)現在は独裁国家に
なりつつあるのではないかと感じている
(一部の人団体に利するようになっているので)
一般の人がそれに気づきにくいのは、手続きが一見きちんとステップが
踏まれているように思えるからだ
(最近では選挙により合法的に独裁国家になる国が増えつつあるらしい
それナチスと同じだが)
だがもう少し注意してみると、そのステップは本当にきちんとした手続きを踏んでいるだろうか
選挙において国民の判断材料となる国会審議の場で、ちゃんとした資料とか答弁は
政権からなされているのだろうか
また批判的に眺めるのがその役割の野党に対して、メディアが「反対ばかり」との
メッセージをそれとなく報道するのは、本当に正確な情報提供なのだろうか
マスゴミと悪口を言われるくらいの実態が現実にそこに存在しないだろうか
(戦前戦中のマスコミは本当に勇気と覚悟がなかった)
みんながそれとなく思っていることに疑いもなく自分の考えを合わせて安心する
オルテガの大衆の定義だが、「そもそもみんなの漠然と思っていることは正しいか?」
と考える癖はこの国の人はできているのだろうか
何かを知ると不安は大きくなる
それは杞憂なのか、それとも妥当な想像なのか
それは結果でしかわからない
だが、未来は想像したものの実現という形でしかならないものならば
より良い未来のためには不安は取り除いておきたいと思う
共産党はネームングで損してる!
という人もいるが、確かにそんな気もする
何れにせよ、多くの人がイメージではなく実態を知って
自らが判断するようになればいいと思うこの頃