やりきれないなあ!
と思えることが行政訴訟という出来事には発生する
行政訴訟は市民が損害を受けたと思われることについて
市(首長)がその損害を与えた人に対し、損害額を払う請求をするようにと
市(首長)を被告にした裁判だ
原告側は市の損害を無くそうと真剣に考えて訴訟を起こす
しかし、被告となる市は(首長は)戦いの場である裁判には
勝たねばならないと考える
それは自分たちの行ってきた判断や行動は段取りを適切に踏んだもので
瑕疵はないと証明するためだ
片方は真剣に市の損害を戻そうと意図する
一方被告である市は、訴訟に対し弁護士を使って自らの正当性を証明しようとする
問題はその弁護士費用は税金の中から使われることだ
被告(首長)と問題となっている損害を与えたと思われる人物は違う
実質的な被告は損害を与えた人物なのだが、手続き上は市(首長)が
被告となるために市は(首長は)自らを守るために行政訴訟に立ち向かう
わかりやすく(極端に)言えば、市民が損害を戻すために起こした裁判は
市はその損害を戻さないように!の姿勢で裁判の場に臨むということだ
やりきれないのは実質的な被告(損害を与えた人物)が裁判費用を負担しないで
市が損害請求を否定するために税金から費用を負担することだ
市の損害を戻そうとする行為を、市は税金を使って必死にそれを阻止する構図
なんだかなあ、、
弁護士費用を実質的な損害を与えたという人が支払えば問題はないが
市が払うのは、、、そういう制度になっているとは言え感情的には
モヤモヤが残ったままだ
法の手続きとか考え方というのは、素人にはわからないことが多い