5月から毎週水曜に、ブラジルにいる子たち(お姉ちゃんと弟)とZoomで日本語の会話の勉強をしている
お姉ちゃんの特技は今の子らしくアニメのキャラクターを真似て描くことでそれが半端なく上手い
「好きこそものの上手なれ」の典型で、絵を書いている時間は勉強の時間よりずっと楽しいようだ
真似ばかりではなくて、頭に浮かんだものを描いて、その絵の説明を日本語で行う
というのを宿題にしたことがあった
聞かれたことに答えるだけでなく、自分の思ったことを話すというのは意外に難しいと
自分も実感しているので、それでこの方法を試みた
彼女に、日本には「北斎漫画」というのがあって、世の中のいろんなものを今でいう漫画
のようなイラストで本にしたものがあるよ、、とネットの画像を見せた
その中にこんなのがあって笑えてしまった
下の段の真ん中、口を左右に引っ張っている変顔
これはなんと弟の得意のポーズだ
日本にいた時もブラジルにいる時も、彼はこちらを笑わそうとする時にこの格好をする
先日親御さんのFBの投稿写真を見る機会があったが、弟くんはずっと小さい頃から
このポーズが得意で、しょっちゅうしていたようだ
「小さいときから、これやってたんですね!」
とコメントを入れると、笑いのアクションがあった
お姉ちゃんに「Aくんそっくりだね!」
というと、彼女も笑う
「いつの時代も、どこでも人のすることって同じだね!」
彼女は頷く
3月まで日本にいて、今はブラジルにいるお姉ちゃんと弟
彼らは日本にいた時、どんな思いをしていたか気になるが
誰でもできるわけではない貴重な異国での経験が楽しいものであって
それが彼らの生き方に肯定的に影響にするものであってほしいと思う
どこでも、いつでも人は同じ
そういうことを感じてもらえれば、彼らは充実した生き方をできると思ってしまう
そんなことを、変顔から連想した