結局はチャーチルの発言ではないらしいが、いかにも彼が言いそうなそれに
「もしあなたが25歳でリベラルでないのなら、あなたには心がない。
もしあなたが35歳までに保守的でないなら、あなたには頭脳がない」
がある
彼が発した言葉ではないとしても、自分を振り返ると
まさに実感として頷くところはある
若い時の正義感とか、不公平に対する直情的な怒り、そして行動
だが年令を重ねると、人は(あるいは社会は)そうした要素だけでは生きていられない
現実を知ることになる
人は歳とともに丸くなると言われるが、それは何でもルーズになるというのではなく
経験に基づく緩やかで現実的な対処法を考えうるということだ
だが、これらは歳を重ねた人が実感として分かることで
この生き方を若い人物に対して、それを知恵として伝えるのはあまり好ましくない
これは何よりも実感として感じるべきことで、教えられるものではないと思う
ここからは若者から嫌われる説教風になってしまうが
今の若者は正義感とか不公平、格差に対する情熱はあるのだろうか?
今の若者は何かをする前に、頭で結論を出してしまう(様に見えて仕方ない)
実際は行動すればその行動の周囲で思わぬ波及効果を起こす
そして予想外の事が起きる
これは想像の世界では見越せぬことだ
先日、ある若者とシティズンシップについてざっくりと話す機会があった
(と言ってもこちらからの一方的な説明に過ぎなかったかもしれないが)
その時でてきたのが、おそよ若者らしくない諦めのような言葉だった
「もう自分たちは、今の世の中を見ていると理想とかを持てないでいるかもしれない」
少し驚いたこの発言のあと、次にでてきたのが
「何で〇〇さん(自分のこと)は、まだ希望を持っていられるのですか?」
この質問は不意に考え込んでしまった
何でまだ些細なことも良いと思われることをしようとしているのか
それは全く効果がないかもしれないのに、、、
何でかな、、、
ただ言えるのは、自分はそうした方が良いと考えたとか、思ったという事実だけだ
それは自己満足だけかもしれない
だが、どこかで「それでいいのだ!」と人に対して全肯定的な考え方を
捨てきれないからかもしれない
ということで、いつものようによくわからん独り言、、、
※若者には成功体験を何かでしてもらいたいと思う
それは自信になって次に繋がるから