パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「やはり!」と「やってしまったな!」

2022年06月15日 11時45分30秒 | サッカー

キリンカップ 日本対チュニジア戦は0−3で完敗
半ば予想通りの面と、やってしまったなという面が見られた

予想通りなのは、南野が左サイドでは機能しなかったこと
彼は真ん中、あるいはフリーのポジションで生きるタイプで
伊東のようなサイドプレーヤーではない
それは予想されたことだから大迫のいないトップに南野をおいて
左サイドは三笘とするのもありだと思っていた

ところでサイド攻撃というものの伊東のセンタリングやクロスを
強豪国の守備の中で機能するくらいの突出したCFが日本にいるだろうか
浅野も古橋もスキを見つけて、すばしっこく得点ゾーンのはいるタイプで
単純なクロスをドカンと決める選手ではない

可能性としてもっと試してほしかったのが選ばれなかったオナイウ阿道で
彼は細かなところでは少しばかり雑だが、得点時の迫力が半端ない
それはヨーロッパの選手のそれに近い

結局のところ日本人監督は、序列が大優先で
違う組み合わせでうまくいく可能性よりも実績主義となっている
実績主義というものの、あらたなトライはされていないので
頻繁に使われない選手が実績を上げられないの仕方ない

日本のサッカーは点を取るのが永遠のテーマのようで
それは序列主義とかマスメディアのスーパースター志向の報道と
それによる弊害のせいではないかとさえ思えてしまう

相手がチュニジアより弱かったこともあるが
堂安律、久保、三笘の組み合わせの相性の良さはもっと見たかった

ところで、やってしまったな!というのは吉田のこと
最近は少なくなったが彼は時々こうしたポカをする
PKとなった守備は脚が引っかるのを察して
遠慮気味だったが間に合わなかったというところ
2点目のきっかけのプレーは全くいただけなかった
これはGKにも責任がありそうで、GKはあの時どんな指示をしていたのかおおいに疑問だ

長友もゲーム最初のプレイが上手くいかなっかたので、それを引きずるようなことが続いた
最初にミスるとリズムに乗れないのは、自分の経験からもあることで
最初は簡単なプレーから始めるというのは現実的な準備だと思う

今回の惨敗は、ある意味良かったと思うようにしないといけない
点をとれない現実、フィジカルが強い相手に対する対策など
短い時間でクリアできることではないかもしれないが、
それでも何とかしなければならない

チームの熟成と新たな力をつけるというのは両立しづらいが
本番までに何とかして欲しい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする