今日はシニア無料のトヨタスタジアムでのグランパス対ヴィッセル神戸戦
その前に朝の5時から久保の所属しているレアル・ソシエダとレアル・マドリー
の試合をDAZNでちょいと覗いた
現在4位のレアル・ソシエダは来季のチャンピオンズリーグの圏内で
残り数試合は負けられない試合が続く
今朝は強敵のマドリーで、前回の対戦は確か引き分けだった
今度はホームの戦いだが、負けなければ上出来くらいの感じで見ていた
前回はよく負けなかった!と思えるほどレアル・マドリーの攻撃はすごかった
その記憶があるので、今回も引き分けでも仕方ないくらいと思っていたら
後半開始すぐに久保がおいしいゴールをあげた
ソシエダのFWのセルロットがマドリーのDFにプレッシャーをかけると
たまらずキーパーにパスをしたのだが、そのパスが少し乱れて
そこを狙っていた久保が抜け目なくシュート
これは難しいシュートではなく、ごっつあんゴールに近い
久保はこれで今季8得点
前の試合は技ありゴールだったが、その前のゴールはセンタリングを
流し込むだけの比較的簡単なシュートだった
得点を重ねるのは難しいシュートを決めるのも必要だが
簡単なシュートを決めることも大事だ
つまりは、シュートを決める場所にいること
それがこの上なく大事だと思う
簡単なシュートを決める位置にいること
それがもっとできるようになれば得点はもっと増えるだろう
レアル・マドリーの選手の並びを見てると、ベンゼマ、ヴィニシウス、モドリッチがいない
そのためか攻撃の迫力が前回と比べて今ひとつない
確かにひとりひとりの技術は高く、ほとんどミスをしない感じで
相手を押し込むところまではできているが、そこから先は得点を感じさせる雰囲気はない
それを思うと、サッカーにおける点取り屋というのは極めて特殊な能力だと実感する
(一番の特殊能力を感じたのはドイツのゲルト・ミュラーだった)
各国のリーグ戦も終盤で、選手の疲労や怪我、イエローカードの累積でベストメンバーが
組めないことが多い
今日のマドリーもその影響だったのだろうか
久保も最近、スタメンを外れていたこともあったが、それは疲労とか
次に控えた大事な試合のため温存していたと思われた
この試合は2−0でソシエダの勝利
まずは大事な勝ち点3をゲットした
だがこの先、首位のバルセロナ(前回は0−1で負け)
3位のアトレティコ・マドリーとの試合が控えている
この日の勝利でチームの雰囲気も随分上がったものと思われる
スペインリーグは結局のところ毎年、バルセロナ、レアル・マドリー、
アトレティコ・マドリーの3チームが上位を占めて、あとは多少の入れ替わりが
あるだけのようだ(ドイツも同じような傾向か)
だが、このリーグの試合を見ていると一人ひとりが本当にうまいのに驚く
時にはバルサのパスゲームを実践していると思えば
セリエA並のフィジカルコンタクトの多い厳しい戦いも見られる
(日本人がスペインリーグで活躍できないのはそのせいだと思われる)
日本のテレビは相変わらず野球偏重の傾向が見られるが
今季のサッカーは、久保も三苫も堂安も古橋も盛田も各リーグで
目をみはる活躍をしているので、もう少し取り上げてほしいものだ
ところで今日のグランパス対ヴィッセル神戸の試合
勝ち負け関係なくイニエスタが出てくれたらなあ、、と思う
出ない時のことも考えて、試合前の練習風景を
しっかり見ておくべきかもしれない