パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

大河ドラマのタレントさんの午前の行動は、長篠城址(?)

2023年05月20日 09時15分57秒 | 新城・地元に関すること

昨晩も防災無線では、6月11日(日)に新城市文化会館で開催される
「どうする家康」 スペシャルトークin 新城 の見学申し込みを
促す放送があった

大河ドラマで鳥居強右衛門役を演じる岡崎体育さんと
亀姫役の當真あみさんを迎えて大河ドラマ初出演の感想や
撮影現場の裏話などが語られるこのイベントは
既に多くの申し込みがあり、楽勝で見られると思っていたが
状況は運任せの抽選となってしまいそうだ(想定外だ)

トークショーは2時からだが、聞くところによると
タレントさんは午前中に長篠城址とか市内を回るそうだ

今朝の中日新聞東三河版の記事にこんなのがあった


そうか、彼らはこれを見に行くのだろう、、
長篠城址史跡保存館は行ったことはあるが、残念ながら何も覚えていない
だが今のタイミングなら、すんなり頭に入っていくかもしれない

この記事の中に1942年(昭和17年)に上映の映画「鳥居強右衛門」のシナリオと
映画雑誌、広告も展示されているとある
地元以外ではさほど有名ではない鳥居強右衛門が映画になったのは
その時代背景があるように思われる(思い込みかもしれないが)

強右衛門のお家の大事のために献身的に尽くし、命をもかけた行いは尊いとされるが
映画にすることによって将来の戦い(戦争)に向けての気持ちを誘導しているような気がする
つまり、お家を国家と置き換えて、忠臣の尊さを過度に要求する空気を作っていたのではないか
と思われるのだ

後の時代になって当時を批評することは、公平ではないかもしれないが
その時代の空気は実は些細なものから、良いも悪いも関係なく
徐々に醸成されていくと思う
だから、気がついた人はそれに対し警告を発しないといけないだろう

新城市民としては鳥居強右衛門が注目されて
何らかの観光とか経済的な効果があることを望むのは当然だが
それでも、現在の防衛費のアップを始めとする
それいけドンドン的な風潮に利用されないかと
ちょいと危惧を覚えてしまう

それにしても、このイベントの観覧希望者は歴史よりも
タレントさん見たさの方が多いかもしれない
現実はそんなもんだろうが、結果として少しでも新城に有益であれば
と願うばかりだ

それにしても、鳥居強右衛門の扱いは、、、難しい

コメント
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