生き続けていれば当たり前のことだが、いつの間にか(地球上には)
年上の人より年下の人のほうが多くなってしまった
でも知っている人は年上が多く、年下は身内絡み以外は少ない
人口構成の図などを見て再確認すると、なにか不思議な思いがする
年配者が嫌われるのは昔話、自慢話、お説教と言われるが
自分の中にもあれこれ言いたくなってくる気持ちも目覚めている
ところで、今の若者と共有できないことがたくさんある
日本の観光のための重要なコンテンツであるアニメは全く知らない
エヴァンゲリオンもガンダムも知らなしし、ジブリの作品群も知らない
(ジブリは絵のタッチが好きじゃないので避けている)
今の若い女の子のグループも男の子のグループも全く知らない
そして今流行っている音楽も全く知らない
それどころか、自分はゲームも知らないしやらない
つまりは時代感覚とされる感情は、ほとんど理解の外だ
でも何不自由なく暮らしていけている
自分はマスの消費者としての価値があまりないのかもしれない
正直なところよくわからないのが、若者がインスタ映えするということで
食べ物の写真を撮ったり、聖地巡礼と称して該当する場所に行き
これまた写真撮影をして人に見せる行為で
それをして何になるのだろう?としか思えない
あと、食べ物のために行列に並ぶなんてのは自分は絶対できない
数分くらいなら並ぶかもしれないが、殆どは諦めてしまう
ということで、現在の自分はリアル(経済的)な世界の主たる存在ではなさそうだ
若い時には「自分がいてもいなくても世界は回っていく」と焦りを感じたものだったが
今では、そんなものか、、と気にも留めなくなっている
でも、これは果たして良いことか、どうなんだろう?