ワールドカップを目前に控えて、NHKでは過去のワールドの熱戦を伝えている
アメリカ大会のブラジル対イタリア、南アフリカ大会のスペイン対オランダなど
決勝戦だけでなく、日本の試合も放送している
その中に日韓大会の日本対ベルギーの試合があった
もう20年も前のことで懐かしい選手がでているし、トルシエ監督も若い
キーパーは楢崎、DFは松田、森岡、中田、ボランチが戸田と稲本
両サイドMFが市川と小野、真ん中が中田英、FWが鈴木隆と柳沢がスタメンだ
引き分けだった結果は知っているので、ハラハラしてみることはない
ワールドカップの対戦国は不思議と被る
ベルギーはあの終了間近のカウンターでやられたのとで2回対戦している
コロンビアとも2回対戦している
今回はドイツとスペインが入っているE組で、今まで当たっていないが
世界の強豪国と真剣勝負が出来ることを楽しみにするしか無い
ところで日韓大会で初めて勝点1を手にしたベルギーとの戦いだが
テレビ画面からでも観客の熱気がすごいのがわかる
試合が始まっても落ちつず両チームとも初戦の緊張感に満ちているようだ
(もっと興奮していたのはラジオ中継していたアナウンサーで
絶叫して伝えていたので最後のほうは声がかすれていた
自分はそのラジオ放送を聴きながら家路に向かった)
不意に、この日本のチーム、あまり強くないなあ、、と感じた
ボールを前に運べていないし、パスも不正確だし、バタバタしている
少し不思議だったのは身長の高いベルギーに対して
ロングボールでDFの背後を狙うようなボールが多かったことだ
体格からすればあまり良い戦術ではないと思ったが
トルシエ監督は途中でボールを奪われる危険のない手段を
採用したのかもしれない
体格差の問題はあったが、鈴木隆行の得点は小野からのロングボールを
走り込んでつま先に当てたものだったので
この作戦が一方的に非現実的ではなかったようだ
時間をおいて見ているので、どうしても今の日本のチームと比較してしまう
すると今の日本はあれから強くなっていると感じる
まだ世界と比べると貧弱だが個人の力もアップしている
日韓の時は中田・小野・稲本が海外組で、他の選手は国内リーグの選手だった
ところが今は代表となる選手は殆どが海外(ヨーロッパ)で
それなりの経験を積んでいる
高いレベルでのスピードとか身体の強さの経験というのは
頭で対応するのではなく身体で対応しているうちに
慣れとなって身体が順応していく
しかし、残念なことに(?)日本が進化している以上に世界も進化している
個人のスキルも戦術も進んで、なかなか先頭集団の背中に追いつけないのが現実だ
日本国内では戦いの前はどうしても楽観的な
というより希望的な予想が多いが
それが出来るのも試合前だけの楽しみなのかもしれない
ところで、今回のワールドカップはまたもやイタリアが参加していない
それを思うと、大の大人が必死になって戦う中で勝ち残るのは
難しいことだと実感する
日本にはドイツにもスペインにも負けない試合ではなく
勇気を持って勝つ可能性のある戦いをしてほしいものだ
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