この時期では、傘をささずに学校まで歩いていけるだけで儲けたようなもの
今日はその意味ではラッキーだった
月木の小学校校門までのウォーキングは、途中のおしゃべりが楽しい
気を使う必要はないが、できるだけ皆と話すことにしている
先日「おしゃべりが楽しい」と言った3年の子は最近我儘になっている
それを本人は気づいていないだろうが、成長の印なんだろう
「見て、どこか変わってるから」
忘れものの名人の4年の男の子は、靴をきちんと履きながらつぶやく
「最近、ちょっと太ったね!」
というのは傷つきそうなので、やめにして
「うーーん、分からないな」
「ほら、水筒が新しくなった」
と言って嬉しそうに見せる
(流石に水筒のことまではわからないぞ、、Hくん!)
「小学校、もう慣れた?」
女の子でも必要なこと以外話さない一年生の子に聞いてみた
「うん」(答えはそれだけ)
もう少し聞いてみた
「給食、食べれる」
「うん、大盛りでも食べれる」
「好きなものは何?」
「カレー」
やはり必要なことしか言わない
「嫌いなものは?」
「ピーマン」
やはり子どもの好きなもの嫌いなものがあがってくる
「大学生の人、授業に来る」
最近、教育実習に来ている人がいるので、今度はもうひとりの女の子に聞いてみる
「こないよ、、〇〇生だけだよ」
(そうなのか)
男の子は本当に喋らない、6年生に聞いていた
「〇〇くん、今日サッカーの代表戦あるね
代表の菅原は豊川出身だよ、凄いね」
「うん、ラランジャだった」
「今日は豊田スタジアムでやるんだよ」
「うん、今日見に行く」
「凄いね、今度、その時の話聞かせてね」
「うん」
そんな会話をしていると校門まであっという間だ
記憶には残らないこうした会話
残るのは楽しかった!という記憶だけ
だがそれで良いのだ
自分にとっても彼らにとっても
彼らには守られていると実感してほしいと思う
彼らは大きくなった時、この時間をどのくらい覚えているのだろう
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