どの時代も、どの地域でも同じような発想とか屁理屈を並べるものだと実感するのが
この本(とめられなかった戦争 加藤陽子著)を読んで残ったこと
プーチンの強引な屁理屈は、かつての日本の屁理屈と驚くほど似ていし
日本に対する対抗策として経済封鎖を図るアメリカの姿などは
ロシアに対する経済封鎖そのものだ(戦争は武力だけの勝負ではない)
現在テレビに出ている専門家は勝ち負けの視点から戦略を解説し
それは客観的なようでどこか第三者的な無責任なところも見られる(様に思える)
人は歴史から学ぶべきとされるが、残念ながらそれはいつの間にか蔑ろにされる
宇宙には人間以外の高等生物が存在するが、その生物が地球上の人間と接触を図る前に
その生物同士の戦いによって全滅して、結局は人類と接点が持てないでいる
生き物は自滅するものだ!といったブラックなSFとか考え方があるそうだ
もしかしたらそうかも知れない、、と思えてしまうところが情けない
それにしても、ここ最近の社会の空気は気が滅入る
この重い空気を肌で感じている若者は、今何を考え、何が出来るのだろう
最後の土壇場で逆転の行動が起こせるか
それとも諦めと冷笑でその日を暮らすだけなのだろうか
最新の画像[もっと見る]
- 今年読んだ本 5日前
- 多数派の中にいることで自信を持ってはいけない 1週間前
- 久しぶりに交響曲を通して聴いた 1週間前
- 読みかけの本と読みたい本 3週間前
- 読みかけの本と読みたい本 3週間前
- 読みかけの本と読みたい本 3週間前
- 読みかけの本と読みたい本 3週間前
- 読みかけの本と読みたい本 3週間前
- もしかしたら公選法違反? 3週間前
- あれは小説のプロットという考え方もある 4週間前