JR東海の「そうだ、京都。行こう」の
今年の紅葉狩りのポスターは嵐山の二尊院
それで、と言うより、時間的にバスよりも安定した運行が
期待できるということで電車で行きやすい嵐山方面に
今年も行く事にした
11月18日の日曜日、さすがに京都駅から山陰線は満員
人の少なそうな大覚寺を目指すつもりだったけれど
天竜寺の庭の引力に負けて少し時間つぶし
大覚寺にもその後行ったのだけれど
天気が曇り気味のせいか
イマイチ気分的に乗れなかった
お口直しの意味も兼ねて
今年のビューポイント二尊院へ
唐門は別ヴァージョンのポスターにもなっていたので撮影する人も多い
ちなみに去年11月23日に唐門は
色づきもイマイチだったけれど、人出も今年ほど多くない
別の場所の昨年との比較 今年は
そして去年は
やっぱり、時期が一週間早くても今年のほうが早く紅葉している
そしてその分美しさも際立っている
だが、きれいとなると当然人でも多くなって
撮影はどうしても人の頭を撮ることになってしまう
ポスターはどうやって人を入れずに撮ったんだろう?
素朴な疑問が湧いてくる
ところでこの二尊院の裏の山が小倉山
あの小倉百人一首を選んだ(作った)藤原定家の時雨亭あとがあったとか
そこまでは行かずに、門を入った直ぐのところで見つけたのは
西行の庵跡地の石塔
今年の平清盛で、少しは知名度が上がった西行も
正直素通りする人が多かった
写真を撮っていると何を写しているのか?と怪訝な表情
京都には気づかないようなところに
そっと気になる史跡がある
その日、御池通を烏丸に向かって歩いていると
フト目に飛び込んだのが
百人一首の「千早振る神代もきかず竜田川からくれないに水くくるとは」の作者の屋敷跡
落語の物凄いこじつけの「千早振る」でも紹介される、あの時代の色男の史跡
でもここもみんな素通りしていく
そういえば、今年の夏に撮影した池田屋跡も素通りしていく人がほとんど(池田屋跡↓)
京都は見所だけをササッとみて記念のための写真撮影だけで
旅を終えてしまっては勿体無いなどと思ってしまう
(もっと歴史の勉強しなくては!いや、したほうがより楽しいかも)