歳を重ねると短期の記憶はますます怪しくなっていく
人の名前は覚えられないし、出来事が二三日前だったのか
それとも一月以上前だったのかがわからず
後で調べて自分の印象との違いに驚く
代わりに不意に思い出すのが昔の記憶
今朝は突然、鉄人28号に登場するロボットで
自分がかっこいいな!と思ったのはオックスだったと頭に浮かんだ
このことは覚えていたが、オックスがどんな格好をしていたかはわからない
そこで便利な検索機能を使ってみた
黒いロボットで、鉄人よりもロボットロボットしていなくてスマートな感じ
(悪人風だが)
名前はブラックオックスが正しいらしく、フィギュアでも人気があるようだ
なんだか記憶の中とは違うが、これだったのかと確認できてホッとする
昔のことを思い出したので、ついでに浮かぶに任せてみると
昔見た漫画のことを思い出した(少年マガジン、サンデー、冒険王、ぼくら)
鉄人28号の他に、時代の前後はわからないが「丸出だめ夫」「ホラ吹きドンドン」
「おそ松くん」「伊賀の影丸」「紫電改のタカ」「巨人の星」「あしたのジョー」
「俺は直角」などがぱっと浮かんだ
自分は長男で上と下に女に囲まれていたので、子供の頃は少女マンガもついでに見た
「マーガレット」「少女フレンド」「りぼん」がそれで
「リボンの騎士」楳図かずおの「へび女」などがあるが
その中でタイトルだけは覚えているのが「学生たちの道」(西谷祥子)
学生たちが青春を謳歌する舞台がヨーロッパの街で、その風景や雰囲気が
想像力豊かだった子供の頃には憧れにつながっていたかのようだ
そしてその街はずっとドイツの「ハイデルベルク」に違いないと思い込んでいたが
調べてみると「主人公がウィーン出身」「舞台はスイス」だった
ハイデルベルクはフルトヴェングラーのお墓があるし
ウィーンは大好きなモーツァルト、ベートーヴェン、ブルックナーゆかりの都市で
いずれの都市も自分にとっては特別な都市で
子どもの頃からこれらの都市に行きたいと思っていたのかもしれない
それにしても昔の漫画は、結構真面目な教養小説的な内容のものが多かった気がする
最近の漫画は見ていないのでわからないが、それに該当するのもは
やはりたくさんあるのだろうか?
吸収力の高い若い人には、ためになりそうな漫画に触れることは大切だと思う
最新の画像[もっと見る]
-
「ナチズム前夜」読書中 6日前
-
会う人会う人に推薦しているが、、、 2週間前
-
フィンランドでは「人生観の知識」という授業があるそうだ 2週間前
-
「すべての、白いものたちの」を読んで思い浮かべたこと 3週間前
-
成功体験は大事 3週間前
-
ドクターイエローは見たけれど 4週間前
-
ドクターイエローは見たけれど 4週間前
-
「赤松小三郎ともう一つの明治維新」 4週間前
-
「赤松小三郎ともう一つの明治維新」 4週間前
-
知らないことは、呆れるほど多い 1ヶ月前