パンセ(みたいなものを目指して)

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「ないものがあった件」について

2024年05月17日 09時42分36秒 | 養鶏所騒動

「嘘つき!」
思わずでてしまった言葉
視線の先には若い市の職員がいた

あまり取り柄のない自分だが、寝付きとか睡眠は同居人からも羨ましがられる
その自分が昨日は夜中に目が覚めてからなかなか二度寝ができなかった
原因は昨日の出来事のせいだ

2月程前のこと、新城市が約5億の金額で購入することになった土地の
引き渡し前のチェック(更地の状況、産業廃棄物の確認)に関する
全ての書類を情報開示で求めたことがあった

ところが期限内に手にした書類はA4用紙4枚のみ
これだけの金額の取引なのに確認の写真が一枚もない
用地開発課の人物も何故写真がないのだろう?
とのつぶやきもあったが、とにかく写真はないとのことだった

ところが数日前、更地の確認の写真は裁判の証拠品として提出されたのだった
それまではない!とされていた写真で
当然出てきたのは都合の良い写真だ(きれいに更地化されている)

そもそも現地確認の書類の情報開示を求めたのは
市議会議員が同様な現地確認をした時に、本来ならあるはずのない異物が
あちこちに見られたという声を数人から聞いていたからで
その実態を知るためだった

ないと言っていたものがあった
これはどういうことかと昨日会った時に思わず
「嘘つき!」と声にでてしまったのだった
彼は言い訳を始める
「情報開示の時はなかった
 でも庁内でよく調べたら担当課以外の職員の個人のカメラの中にあった
    だからあの時点ではなかったばかりではなく、制度的には所轄の課にはなかったということ」

素人には凄い言い訳に思えてしまう
情報開示の時なくてその後見つかったなら、その連絡があっても良いと思う
でも彼らは間違ったことはしていないと断言する

だが少し考えるとおかしなことに気がつく
担当する課の職員は現地の写真を撮らなかった(だから写真はなかったとする)
だが、現地に同行した関係ない課の職員は写真を撮った
普通なら、5億近い買い物なら、慎重にことを進めるのが当然で
自己を守るためにも担当課のスタッフは写真を撮るのは当たり前の行動のように思える
その証拠に関係のない課の人物でさえ気になって現地写真を撮っている
しかし担当課の人物は何故か写真を撮らなかった

この数日後、市議会議員の視察チェックがあり
彼らから更地の状況に対して苦情がなされている

一番責任があって慎重に行動すべきところに確認のための写真がなくて
単なる同行した人物のカメラには写真がある
の経緯には違和感を覚えるひとは多いと思われる

そしてこうした違和感は、この案件は異様に多い
不動産鑑定の比較した地区が、何故か新城市が一箇所、豊川市が三箇所
不動産鑑定料の見積もりは、不動産鑑定をしてから出ないとわからないという理由から
市には見積もりは提出していないが、市と委託契約をするときには
何らかの数字的な提示が必要で、それは市から不動産鑑定会社に売却希望価格を伝える
ことによって参考見積もりが出されたとしている
そのあらかじめ知ることになった売却希望価格は不動産鑑定に影響を与えていないか
これは大いに疑問だ
違和感はその他にも火事が発生して鶏舎や鶏糞が燃えてしまった(?)こともある
つまりはこうしたことが多すぎるように思えてしまう

市は委託業者と現実の世界ではしっかり打ち合わせをするようだ
それがはっきりしたのが先日の中日新聞の記事
そこでは豊橋市の市職員が無邪気にも
「今回のような報告書で業務委託業先に修正や削除を指示することは一般的にある」
との発言をしている
これは豊橋市だけでなく新城市も、おそらく他の地区でも同様と思われる

つまりは、市の意向を受け入れた結果を提出する傾向があるということだ
だが、それを証明するのはとても難しい

ところで市の窓口で「写真はない」と口頭で聞いただけで納得してではダメだそうだ
こういうときは「不在」と書かれた文書をもらうようにしないと
後々の例えば裁判のようなときに証拠にはならないそうだ

これは一つ賢くなったが、本来なら知らずに生きていけることなのに
と思ってしまう

それにしても、、、、

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