パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

知らないうちに皆が「右向け右」に従ってる?

2007年07月03日 21時31分20秒 | Weblog
久間防衛相は確かにちょんぼの発言の多い人のようだが
今回の「しょうがない」発言についての
社会の反応の仕方にちょっと意義ありだ!

感じる事は、またもや同じ方向に皆が向いてしまっている事
野党は、揚げ足取りの絶好のチャンスとして追求するし
マスコミは被爆者の心情を顧みない発言と批判する
しかし、久間防衛相の言わんとする事もわからんではない
と感じる人は全くいないのだろうか?
そしてそのような人は今、実際に発言する機会と勇気を持てる
雰囲気にあるだろうか

彼の発言は、自分の立場を考えない発言が悪かったのか
それとも、そもそも考え方自体が悪いのか
彼に弁明の機会も与えずに(光市の被告人にはけったいな弁明機会が?与えられたのに)
総攻撃的な批判が集中している

今は批判的な事を行ってる人が人格者だったり
インテリっぽい印象をもちそうだが
少なくても数人くらいは彼の心情はこうだと、
説明する人がいてもいいと思うのだが!

この国で一番怖いのはこんな風に
皆が同じ方向を見てしまいそうな事

なんだかやたらと子供っぽい気がしてならないのだが、、、
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まだまだ、捨てたもんじゃないぞ!

2007年07月02日 21時36分33秒 | Weblog
ここ2週間ほど足の怪我で、松葉杖の不自由な生活が続いている
(今日はお世話にならずに済んだが)
その先週の出来事
昼ご飯に、吉野家に行った時
この店は自動ドアではなく引き戸だったので
松葉杖では少しばかり入るのが面倒だったのが
たまたま少し遅れて入る事になった
35歳くらいのサラリーマンの方が
急いでドアまで行って開けてくれた
当然「ありがとうございます」のお礼を述べたのだが
いかにも当たり前みたいな感じで次のドアも開けてくれた
なかなか、まだまだ捨てたもんじゃないぞ!
となんだか嬉しい気分だったが、店を出る時も
今度は別の人が開けてくれた

また別の店での話
今度は店の人が支払い終わった自分が出やすいように
ドアを開けておいてくれた
その店に入る時もやっぱり全然知らない人が手助けしてくれた

そこでフト考えた
テレビのニュース等では
世の中は乱れに乱れているようだが
現実に生きている庶民は、結構やさしかったり
人思いだったりするものだ
美しい国というのは、こうした事が自然にできる国の事だろうと!

国力とは経済力、軍事力だけではなく
このような人間としての、人を思いやる感覚を
持った人々が多い事が、一番の誇るべき国力ではないのか

だが難しいのは、こうした事を強制的にしようとすると
どこか胡散臭くなってしまう

自分を助けてくれた人々は、それこそ当たり前のように
自然とできていた
この国はもしかしたら素朴な庶民が一番人間らしくて、
えらいと言われる人々が(政治家、官僚、社長)
人としては、一番ダメな人種ではないだろうか?
(少しばかり言い過ぎかな?)
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