季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊で繋がる

2012-03-10 22:45:34 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ぜいぜいハーハー。帰ってきました。

濃い!濃過ぎる!濃い一日でした。

1時に阪急烏丸で待ち合わせ、それがなかなか来ない。ハンドワーククラブの面々。
うろうろしていたら来ました。揃って来て良かった。一人はおとつい退院したところ。ええのか?

会場についたら始めに自分たちの作品を見る。一番奥のええところに上から吊るしてある。
私が「結構うちらのちっちゃいねん」って言ったんだけど「えーやん!けっこうえーやん!」ってみんな喜んでる。「ここの指編みしたの誰やったっけ?」とか「このビーズめっちゃつけたん誰やったっけ?」って聞くとくすぐったいように喜んでいる。自分がした仕事がこんなにおおっぴらにこんなにたくさんのすばらしい作品と並んでいるのがもう誉れ高い極みって感じだ。
それからはもうみんなそれぞれに次々と作品を見始めて集中の時間が過ぎる。
じーっと一つの作品の前にたたずんでいる。「これ作りたいのん?」って聞いたら「うん。」って。
カウチンベストでした。先は長いぞ!

加藤ますみさんの作品には触れる事が出来ます。その上中に入ることも出来ます。それに入る彼。
「めっちゃ気持ち良い」そうです。欲しいって。私も欲しいです。

       

きれいなウェディングドレスが心に響いたらしく「彼女が出来たらこれ作ってあげる」って言ってました。「もれなくか?!それはいいな!」なんて返しながら。
みんな自分の好きな事得意な事を知っている。観る作品が違う。もうじーっとじーっと体に目に焼き付けるように見る。その上に「先生覚えといてや!作るからな」って言う。
作りたい物でやりたい事でもう心も頭もパンパンになってた。

会場を出て歩きながら彼が言う「女の人ばっかりでちょっと恥ずかしかったわ。」
「そうやねん、手芸男子って少ないんやで巷では。ハンドワークでは多いけどな。もうモテモテやで!」なんて言いながら歩く。

帰りにちょっと休憩ついでにお茶を飲む。良い静かなお店を見つけた。
みんなで良いもの見たな、来て良かったなって言いながらお茶を飲む。退院したての彼は「退院するときに先生に、もう飲んだら灰になるで!」って言われたと告白してくれた。
「それは嫌やな、灰になる前にあんだけたくさん作るもんあるやん!まだまだ生きようよ!」って言ったら「そうやな!」って笑ってた。ほんまにそうです。生きてください。

彼らが帰って行った後、しばらく頼まれごとで鳩居堂を探す。近くにあるはず。
寺町商店街。おー!前から来たかったところ、そして森見登美彦氏の著書にたびたび登場するあの場所!
ええとこでした。次々に面白そうなお店が見える。
判子の店で面白い判子を買いました。私のは菩薩さま。ええかんじ。甥っ子に深海魚。娘に江戸の町娘。ね、面白い判子屋さんでしょ!

目指す店はここ。

       

着物の箪笥に入れる匂い袋(虫よけ)を頼まれた。家の分も買った。これ、羊にも効くんやったらいいな。雅な香りのフェルトメーキング、って思って。

そして地下鉄に乗って目指すはハートピア京都。レクチャーと懇親会があるのだ。
早く着いたけど、もうレクチャーの締切間近だった。人気高し!

レクチャーは面白い糸を紡ぐアメリカの人と素晴らしい編み物師のデンマーク人イケメンさん。
興味深い内容だった。

その後は懇親会。

それからがもう怒涛のように仲間に会う会う。
先生と言う先生、羊仲間と言う羊仲間、久しぶりの羊の知り合い、新しい羊の知り合い。
ブログを見てくれていると言う人って初めてや久しぶりに会ってもそんな感じがしない。いつもそばにいてくれてたのがわかる。それがとてもうれしい。ブログやっててこういう時本当に良かったと思う。
見つけては肩を叩きハグして再会を喜び語る。そしてまたの再開の約束。あー、また日本中行く所がいっぱいだ。人に会ってまた会いたい人が増えた。

出たお弁当がめちゃかわいくそして美味しかった。さすがポンタさん。どこにも手抜きなしです。

       

一日大好きな仲間に会ってうれしくて幸せだった。羊って人を繋げるなそして温かいな。
帰り道歩きながらそのことを考えてちょっと泣いた。

明日も行きます。京都。マラソンがあるから混んでそうだけど、気を付けて行こう。

Comments (2)
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