季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

どこでもドアたくさん

2012-03-28 23:54:03 | 暮らし Daily life
前々から行くたびに言われていた「また新幹線観に行こうね!」って。
それで甥っ子たちと一緒にまたもや新幹線を観に新大阪まで。

見始め、食い入るように見る甥っ子弟。



新幹線。きれいだし良いんだけど。あのホームにいると全部新幹線。そうすると3歳の甥っ子弟はやっぱり飽きるらしい。「さくらが来たよ!」と言っても売店の駅弁を凝視してたりする。

在来線の方に行ったら毎回違う電車が来る。もう普通でも新快速でもサンダーバードでも喜ぶ。
そして待ちに待ったこの前見れなかったトワイライトエクスプレス。
これが来た時はもうすごい興奮でした。体が10センチくらい浮き上がってたと思う。
この子たちにとってはここは遊園地にも匹敵する場所だ。そして入場料が大人だけ120円ってすごく安い。そして来るのは全部本物。

昨日乗った京阪の特急が2階建てで素敵だと言う話をしたら今度は2階建ての事で頭がいっぱいになっちゃったらしい。これからまた会う度に「2階建て電車観に行こうね!」って言われるんだろう。
今度はちょっと乗ってぐるっといろいろ周って帰ってきてもいいなと思う。
今日も「阪急電車は?」って言われた。それは今日は乗らない。
甥っ子の目になって電車を見たらいつもの電車でもとっても魅力的に見えるから不思議だ。
近い親類がたくさんいるとこうやっていろんなチャンネルが開けるな。面白い。
まあそれでも私には、「こうのとり」と「くろしお」と「はるか」は同じに見えた。横の線が違うだけ。
まだまだ修行が足りない。

甥っ子たちのお楽しみは駅のマクドナルドでポテトを食べる事だ。無類のポテト好き。他はいらないらしい。私もひさしぶりに食べた。マクド。関西ではマックって言わないでマクドと言うのは結構有名か。

実家にみんなで行って甥っ子兄と遊ぶ。いろんな本を一緒に見る。それにしてもマニアック。キノコの本。どれだけ見たか。菌類、私も好きだから良い。
あと、あいうえおをお菓子で表している絵本を読みながら言葉の遊びをする。それで私は随分とキュードと言う彼らの手話のあいうえおを覚えた。今まで何回聞いても忘れたのに、随分使えるようになった。良かった。これしょっちゅうしたほうがいいと思う。甥っ子兄も私に手話を教えてくれようと親切にしてくれるので助かる。いつも先生に丁寧に教わっているからか丁寧に教えてくれる。
それでももうずいぶん話せるし文字も読めるようになってきたし書けるようにもなってきたので、もうしばらくしたら筆談で細かい事まで伝えられるようになるのだろう。すごいと思う。
姪っ子ミーちゃんも来てた。久しぶりに会えてお互いに喜ぶ。またゆっくり遊びたい。

兄弟が多い事は子どもの頃はあまりうれしくなかった。自分の部屋もないし食べ物もいつも分けないといけないから好きなものもちょっとしかたべられないし、喧嘩ばかりだし。
でも年を取るにしたがってそれがどんなに良い事かわかるようになってきた。兄弟って財産だと思う。
自分が生きる一人の道と別にどこでもドアみたいに彼らが生きている別の世界を分かち合える。すごい財布をもってるのと一緒だと思う。子どもも自分の子どもだけ育てるのと甥っ子や姪っ子も面倒みるのとは全然違う。子育てが自分育てなんだったら自分が育つ機会がそれだけ増えるって事だ。
ハンドワーククラブでも「先生は引出し多いなあー。」っていつも感心されるけどその秘密は兄弟にある。
そうじゃないとそんなに自分が切り開けないスポーツや漫画や落語のことなんてわかるわけがない。
得した!この頃はそう思っています。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする