季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊のちから

2012-03-11 18:54:50 | ハンドワーククラブ HandworkClub
羊パレット3日目。最終日。
今日も阪急電車京都線に揺られて烏丸へ。
心配していたほど電車は混んでなかったです。ぎゅうぎゅうの特急が怖かった。だって知らない人との距離が信じられないほど近い。ほぼ密着、そして自分の足で立ってない感じ、それで30分ってのがとってもきついんです。それに比べたら行きも帰りも空いていました。座れない事もあったけどちゃんと他人との距離があった。良かった。

またまたお昼ごろに着いた。どこかで食べないと。一日目で甘すぎるランチで失敗したのだけど二日目は良い所を見つけました。駅のすぐ近くの地下にあるさぬきうどんの店。とっても美味しく、高くなくて早い。時間がないから便利だった。「さぬき めん坊」と言うお店です。

今日のメインは講習を受ける事です。あと、お店を見る事。どちらも嶋䑓ギャラリーで。

       

たくさんのお店が来ていて、絹の紡ぎを見せて貰ったり手作りの商品を見たりしました。
素敵なかぎ針を買った。岐阜のパレットと言うお店の。きっと編みやすい。

       

講習は原始機の使い方です。
機織りって織り機が大きくて置き場所に困るし、ハンドワークでするなら買うのに高すぎる。
原始機だと収納も小さくなるし、自分で作れそうだしどうかな?と思って参加しました。
そんな大きな生地を織れなくても、ベルトのようなものや大きくてもカバンぐらいのを織れたらいいと思う。

経糸の張り方から丁寧に教わる。見てると「できそう!」って思う。
経糸を張るのが一番やっかいな感じ。それでもがんばったらやっぱり「できそう」。
織るのは実際に体験出来ました。

これ、すぐにやらないと絶対に忘れる。まずは丸棒買わないとな。やってみよう。

そしてまた会いたかった人たちに会えて、話も出来て嬉しい気持ちがふくふくと胸に満ちてくる。
新しい人とも出会えた。

そして講習途中の2時46分、みんなで手を停めて黙とうをした。
その時はちょうど私もそのモードに入っていたので少し長い黙とうで良かった。
日本中でもしかしたら世界中で鎮魂の思いが広がって満ちているかと思うと一体感が感じられた。
今はもう思い出しただけで考えただけで涙が出る。去年の今日から半月くらいは泣いてばかりだった。テレビの観すぎだったかも。そして今はあの場面は見れない。悲しすぎて。

福島から来た友人は「まだこれから」って言ってた。彼女は羊パレットの会場中でも一等明るい作品を出していたので彼女からの情報も明るい。支援物資はとっても美味しいものが多かったって言うし、車を失った人は補助で新しいものが支給されたらしい。そんな明るいニュースを聞いて少し元気が出たけどやっぱり「これからだ」って思う。

そんな日に温かい羊の仲間と一緒に過ごせて良かった。これから私たちの活躍どころ。
ひしゃげちゃいられないよ!温かくて強い羊パワーで日本をふくふく膨らまそう!なんて気にさせられるこの3日間でした。
羊道、進んで行きます。そんな決意。
Comments (6)
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