季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

あたらしい年

2013-01-01 21:36:34 | 季節 Season
皆さま 新年あけましておめでとうございます。

いつも私のブログを観て下さり、ありがとうございます。
実際にお会いしたことのある方々、お会いしたことのない方々、いろんな方がいろんな縁で私のブログに繋がって下さることを嬉しく思います。長く応援して下さる方々のコメントや直接の声をお聞きできるのも励みになります。

今年もつたないながらも日々の思いや記録を綴って行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

今年の年賀状と少し違うアングルで。
毎年羊毛で干支を作ってそれを写真に撮って年賀状にしています。
今年も蛇の羊毛は毛刈りをしたものを自分で染めて、ニードルフェルトと水のフェルトを併用しています。
目はトルマリン、川は水晶です。

        

蛇が出てくるお話の中で私がテーマに決めたのがヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ作の「メルヒェン」~緑の蛇と白百合姫~です。
お話は少しわかりにくいのですが、金を食べて輝く緑の蛇が川で隔てられた二つの地を繋ぐ橋になる。と言う設定が印象的です。
クリスマスからこのお正月の時期は寒くて暗い冬至からすこしずつ日が伸びて明るくなってくる、新しい光を受け入れる季節でもあります。その一年の区切りに、子どもたちも新しい人生へのチャレンジを一生懸命していて、彼らを育ててきた私たち親も新しい局面に移ろうとしている今にぴったりな表現だと思い、使う事にしました。
話しの中では4人が一緒に橋を渡るシーンはないのですが、私たち4人に重ねた王子と王女、若返った老夫妻を登場させました。夫妻については実年齢で若返ると言うよりは再び二人の暮らしを始めると言う事で。

私たちはまだ橋の上にいます。新しい地に何が待っているのでしょうか?
それがどんなところであれ、私たちは進んで受け入れてそこで生きて行きましょう。

晴れた気分の良い元旦にそんな事を思っています。

みなさんにも輝かしい一年を!
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