季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

科学的かつ瞑想としての調理 cooking in scientifical way as a meditation

2013-01-19 11:58:26 | 食べ物 Eat
今日明日は大学入試センター試験。
息子は全教科は受けないけど二日とも受験します。

数日前からそれを見越しての献立作り。
(息子が言うには時代と国を違えたら)魔女である、(化学の大元であるので)錬金術師である、そして「食堂かたつむり」のオーナーのごとく私は今までの経験と様々な知識を動員して絶妙なバランスとタイミングで栄養素を考慮したメニューを紡ぎだす。

昨日の夕食はミートボール入り、具だくさんトマトスープ。
タンパク質、ミネラル、ビタミン、繊維、消化の良さ、腹持ちの良さなど考える。

朝からニンジンスープを作る。この本を参考に。

子どもに野菜!はスープがいちばん
田辺 由布子
文化出版局


ニンジンは親戚が大事に丁寧に育てた物を私と夫が年末に抜いてきたもの、それをきれいに洗って皮ごとスライス。お節で使わなかった金時人参も入れる。

       

多めのバターでじっくりと柔らかくなるまで加熱して、牛乳と水を入れてミキサーにかける。牛乳を足して温めて塩コショウ。それだけ。
そう、だしとか入れないんです。このメニュー。それがとっても素敵に甘くて美味しい。

       

ニンジンの薫りがお腹に広がってふくふくと体を満たしてくれる。
ニンジンをはじめとする根菜は頭に効くと聞いたことがある。
植物を植わっている状態から逆さに見るらしい。根っこの部分が頭に。

休み時間に食べる少しの食事も用意して、あとは見送るだけ。
本当に頑張って勉強してきたのを見ているので、こちらは清々しいくらいだ。
これで出せる結果で勝負していいと思う。結果はどうでも。

さあ、帰ってきたら何を食べさせようかな?そして明日のものも少し買い足して持たそう。
私の祈りの行為は食事作りの中に。
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