人それぞれ、顔も形も成育史も違う。そして、人それぞれの個性がある。
とかく良い悪いのめがねで見つめてしまうが、倫理道徳を離れじっくり理解を深めるようにすると、それぞれの美しさが感じられる。
本来大切なはずの個性であるが、意外とその個性が大事にされない。家庭の文化、地域の文化、会社の文化、時代の価値・・・は個性に対し寛容でないと思う。これは、自分もそうだったなと反省する。
個性に対するマワリを環境と呼べば、個性は環境によって大事にされたれ、粗末に扱われたりするようだ。
7歳のときにアラスカに両親と住んだが、その前後は、日本からアラスカ(米国)、アラスカ(米国)から日本の文化ギャップにストレスを感じたものだ。
教科書をランドセルで背負って登校する文化、教科書は学校の机にしまっとく文化。「キオツケ 前へならい!」をやる文化、英語ができなくても一人づつスピーチをさせる文化。
両親も子育てに関して、文化ギャップで混乱したようなところが、後から考えるとある。
学校や企業においても文化がある。そして自分の個性は、その中で相対的に評価される。文化が先で個性が従う格好である。
ただ、一度しかない人生をじっくり考えると、個性を大事にと思う。自分も他人へも・・・
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