イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

池を観て魂を想う・・・

2007-09-23 | 第八章「魂と聖霊」

昨日は天気が良く、近くの公園でのんびりした。庭園の池の側にじっとしていると、水面に何匹かの水澄ましがいて、水面に波紋を残して動き回っていた。

そんな水面を見ながら、自分の成育史と個性の美、そしてその背後にあると信じる、魂を想った。

刻々と変化するこの世、本当の実態は見えず、映る景色を間接的に捉える自分。身体と成育史としてのこころ、そして魂。

魂に関しては、カトリックの神学の中で、死ぬときに魂は純霊となって身体から分離されるなどいろいろ考察されている。わたしも素人ながら少し勉強した。素人の私には学説は難しいが、自分で魂はどんなものだろうかと考えたり、体感を思ったりすることは楽しい。魂も自分の一部と考えればである。

先日行った比叡山。五感と体感を研ぎ澄ましながら、素晴らしい自然の中で修行する人々がいた。そして1,000年以上の年月を、この日本で見えない何かについて真剣に対峙している。

見えるものを大事にすることもある意味で大事であるが、日本人が永い伝統の中で大事にしてきた、見えないものを大事にすることは忘れてはならないと思う。

信仰を持つ人は、その経緯やその宗教の様々な特色はあるにしろ、共通に平安感や幸福感といったもの感じることが多い。比叡山で出会った方もそうであった。

池の水面を自由に走る水澄まし。今日は何をしようか・・・

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