イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

魂がふるえる感動・・・

2007-09-17 | 第八章「魂と聖霊」

隣の家に住んでいた祖父は、祖母が亡くなってからは毎日仏壇に手を合わせ、お盆の時は必ず送り火を玄関で一家揃って焚いた。

80歳を過ぎてからは、いつも送り火のときは「来年はこうして送られたりするのかな」とつぶやいて、家族のものを不安に陥らせたものだ。

祖父は涙もろく、高校野球で勝ったチームの校歌が流れ、泣いている選手の姿を見るだけで良く泣いた。

「おじいちゃん、きっと泣くよ!」と陰でよく言ったものである。

私も50代後半となり、違う宗教ではあるが信じ日々を送っているが、そんな祖父の感動が何となくわかるようになってきたように思う。

ちょっとした、日常の出来事の中で、急に感極まって涙が出たりすることもある。名画を見たり、良い音楽を聴いたり、芳しい花の香りを嗅いだだけで感動してしまうこともある。

カトリック教会のミサでも、時に涙を拭っている人を見るが、私も感極まることもある。

今日は敬老の日、そして気持ち良く晴れ、お年寄りも思わず感嘆の言葉を漏らしていた。

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