イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

石垣と個性の美・・・

2007-09-22 | 第八章「魂と聖霊」

日本の城郭の石垣作りで有名な、近江の穴太(あのう)衆積を、延暦寺に向かう道で何回も見た。

構造的に安定しているものは、本当に美しい。

そんなことを思いながら、自分の土台はどうなのか、つらつら考えてみた。

本当は父、母が祖先から引き継いで与えてくれたしつけの部分(石)もあるだろう。浅薄な知識からくる浮石のような石もあるかもしれない。50代になって、自分で作った石もあるだろう。

学校で学びながら作られた石。会社でいろいろ教えられた企業文化の石。生まれ育った地域。人との出会い。さまざまな石があるのだろう。

そんなさまざまな、いわく付きの石の集合としての自分のこころ。自分にとって受け入れにくい石、好ましい石、いろいろな石が組み合わされて石垣となる。個性の美とはなにかを考えさせられる。

そして個性の美を生み出す力である何か、に思いを寄せる。

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