IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2014.01.16 松坂屋美術館『SNOOPY x 日本の匠』展★4

2014年01月16日 21時19分33秒 | イベント・アートなど



昨年、東京で開催されていた展覧会が名古屋でも開催。SNOOPY のキャラクターを日本の工芸作家が作品に取り入れたものを集めて展示。
本展覧会が開催されるに至った細かいいきさつはリンク先をご覧クダサイ。

松坂屋のサイト:SNOOPY JAPANESQUE スヌーピー×日本の匠展(2013年12月14日(土)→2014年1月19日(日))松坂屋美術館|松坂屋名古屋店

会場内前半は本展覧会仕掛人の大谷芳照氏の作品中心。スヌーピーのイラストを書に組み込んだものがなかなか面白く、「絆」という文字の「糸」と「半」の間が開いていて、「半」の下の横棒が左に伸びていて、チャーリーブラウンとスヌーピーがアメリカから遠い日本の富士山を眺めているという構図。東日本大震災後に書かれたもので、そのバックグラウンドがあるからこそ、素晴らしいと感じます。
ほかに「寿」「祝」などもあり、新春企画としてなかなかヨイですな。

後半はSNOOPY のキャラクターを日本の工芸作家が作品に取り入れたもの、あるいはキャラクターの形に工芸技術を施したものの展示。
陶磁器、着物、木彫品など、全国各地の作家によるもので、いろいろなバリエーションがありオモシロイ。

特に面白かったのが「大阪欄間」の作品。自分ちの和室にスヌーピーのキャラクターの彫られた欄間があれば、かなりシャレオツですねぇ。

また、万古焼きの壷で焦げ茶色の地肌に櫻模様の金彩が施されているものは、2箇所だけ桜の上にスヌーピーが寝ているのですが、ごく自然で、床の間に飾られていて何も言われなければ見落としてしまいそう。これまたワタシ好み。強いて言えば、ウッドストック(黄色い小さな渡り鳥)が飛んでいたらパーフェクトだったのだけれど。

会場を出ると、関連グッズの販売コーナー。
スヌーピーと和のデザインがコラボしたTシャツ、バッグ、クリアファイル、箸など、かなりの種類が売られていました。

ワタシ的には、友禅染(プラスチックに貼り付けたもの)の iPhone 5/5s用ケースが2,625円で手頃だったので購入しようかと思ったのですが、すぐ汚れてしまいそうな気がしたので思いとどまりました。

また、螺鈿細工の iPhone 5/5s用ケースもあり、これを実際に装着していたら、なかなかの粋。13,650円とそれなりにしますが、加工の手間を考えれば、十分納得できるもの。ただ、本来 iPhoneが傷つかないように装着するカバーをカバーしなければならない心配に襲われるので(爆)、購入を思いとどまりました。


こんな感じで、お土産は何も買わなかったのですが(笑)、なかなか愉しめる展覧会でした。



コメント
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