(上:映画鑑賞者へのサンキューカード。先着39万名様にプレゼント)
今日は映画を2本ハシゴ。まず1本目が『相棒 - 劇場版 III - 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』。
公式サイト相棒 - 劇場版 III - 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ
『相棒』シリーズはTVドラマも好きだし、劇場版も1作目、2作目ともに映画館で観ているので、今回も。
正直なところ、予告編を見る限り、それほど面白そうだとは思えなかったのですが、
スタンプカードが満杯になり1回タダとなるので、それを利用して観ることに。
ストーリーは、八丈島から船で40分ほどかかる孤島で1件の事故死があり、
それをきっかけに特命係が現地に赴いて調査することに。
その孤島は数人の民兵が活動する私有地。
事故死とされていた件は殺人事件と判断した杉下右京は、防衛省に絡む秘密を暴いていく、というもの。
正直なところ、全体的なトーンが暗かったのが、イマイチ。
なぜ民兵が組織されたかといういきさつもイマイチ合理性を感じませんでした。
事故死と見せかけた殺人も、謎解きされた凶器にリアリティを感じませんでした。
そうは言うものの、退屈することはなく、それなりに楽しむことができました。
ただ、最後に杉下右京と犯人が国防について意見を戦わせるシーンでは、
杉下の意見は理想論で、むしろ犯人の主張のほうがリアリティがあるように感じました。犯人曰く、
「人道的でないということで国際的に生物兵器は持ってはいけないことになっているが、
では核兵器は人道的と言えるのか? なぜ核兵器は持っていい国と駄目な国があるのか?」
(注:ワタシは日本を核武装すべきだと思っているワケではありません)
あと、釈由美子のタンクトップ姿はなかなかセクシーだったけれど、
民兵としてはちょっとアクションが貧弱だったような・・・。
最後に、杉下の相棒/甲斐享の恋人と小料理屋『花の里』の女将が出るシーンがありますが、
どう考えてもドラマの主要登場人物を出演させるための設定。
ストーリー上、省いても全く問題のない部分だと思いました(笑)。