参議院選挙の投票が明日に迫った。新聞とかテレビの報道見ていると政治のできることは限られていると強く感じる。政治だけではない。経済も同様らしい。すなわち、産業もあまり展望が開けていないということである。そのうちに展望を開くような概念を出し、かつそれを実行できる人が出て来るのかもしれないが、今しばらくはすべての分野で混迷が続きそうである。
日本は資源のない国だから、どうしても科学技術に立った国の発展が望まれるが、その科学技術をまじめに学ぼうとする若者はぐっと減っている。ではどこに希望を見出すのだ。しかし、やはり科学技術によって日本の国を立て直して行かなければならないだろうと考えている。その基盤の一つは数学や科学であろう。
それならば、数学とか物理を誰にでもとっつきやすくする方法を考えないといけないだろう。そういう考えを基礎にもっている。いや、こんなことはまったく意識はしていなかったのだが。別にいますぐによいテキストを書いて、出版業界で成功を収めようとはまるで考えてはいないが、タダでいい内容を多くの人にアクセスできるようにしたい。そんな考えが無意識の内にある。
もちろんそうは言っても、なかなか普通の人には私のつくっているようなコンテンツですら、難しいであろう。それは認めるが、それでもずいぶんとくだけたものにしている。しかし、ことがことだけに高校数学の内容だといえども簡単にはアクセスしてもらえそうにない。
それに改訂に改訂を重ねているので、公開がだんだんと遅くなっている。