physicomathで検索をしていたら、下のようなブログが見つかった。このブログにコメントを入れようとしたが携帯からしか入力できないので、、ここでコメントを書いておく。
「ひよこ茶屋さん」今日は。私は約38年にわたる、大学教員生活で、力学を教えたことは一回か二回くらいしかないので、教え方が下手だったかもしれません。
それはともかく学校はあくまで学校であって、社会に出て無事に働いておられるのなら、学校の成績はどうってことはありません。学校の秀才は社会の成功者にはならないことも多いのです。(もっとも私自身はこのときの講義ノートをもとにして力学の本を書いてみたいという夢をまだ捨ててはいません)
だからかどうかは知りませんが、何十年もたって私の下手の講義から受けた悪い印象が少しでも改善?されたとすれば、それは私の努力の結果ではありませんが、貴兄の進歩の証でしょう。もっともこりんざい先生を許さないといわれても仕方がありませんが。 Y より
調べ物をしていたら、たまたま大学時代に授業を受けたことがあるY先生のブログを発見した。その先生の授業は難しく、当時1年生だった私は、最初のうちは授業に行っていたものの、延々と黒板に複雑な数式を書くだけの授業にやる気が萎えて、そのうちサボるようになった。たしか、ほとんど勉強せずに試験は受けたが「不可」だった。
Y先生はすでに退官されているらしく、ブログは退官されてから始めたらしい。そして、ブログを見て知ったのだが、Y先生は宇宙物理学が専門だったようだ。湯川先生とも会ったことあると書いてあった。正直、驚いた。というのも、Y先生の所属が、私が入学した当初は機械系で、その後、電気系に変わっていたので、私は、すっかり機械の先生だと思っていた。
ブログの内容は、物理、物理、物理していて、当時はY先生の話に全く興味が持てなかった私だが、今日は、少し興味を持って読んでみた。
ブログを読みながら、当時の私の目線と今の私の目線が変わっていることに自分自身が気付き、不思議な気分になった。