いつものごとく日曜日は自宅でコタツに入って庭を眺めたり、テレビを見たりして過ごした。Yさんにインタビューした録音のテープ起こしを少しだけしたが、どうも遅々として進まない。
このテープを聞き取るだけでは十分ではなく、これをワープロに入力をする必要がある。これもウイークデイに少しづつはじめているが、すぐに疲れてなかなか続かない。
世の中では東北関東大震災とそれから引き起こされた原発事故でもちきりである。特に原発事故はどうも人災的な要素が大きいが、東京電力が補償する額は1500億円までだとかと言われている。
20年前にはソビエト型社会主義が崩壊して、資本主義の勝利とかいわれたが、なんのことはない。資本主義の敗北ではないか。そしてその大部分の原発事故の補償を東電が回避したわけではないかもしれないが、国にさせようとしている。
もっとも資本主義の中には国に予算をとらせてそれを自分たちの利益にするというのも入っているのであろう。しかし、それではもともとの資本主義からずれているとしか思えない。そのあたりが、日本はとても社会主義的な資本主義だと言われている所以なのであろう。
このところの自衛隊員の活躍で、本来自衛隊にあまりいい感じをもっていなかった私でもその活躍というか、献身ぶりは認めなければならないと感じるようになった。
これは特に民間の運送業者が原発の事故で原発の近くに物品の運送をしないということから、これは隊員は国から給与をもらっているからということもあるにしても、今回の地震、津波、原発事故の3点セットの災害に対して自衛隊員が、警察、消防、海上保安庁等とともに寄与したことを認めなければならない。