物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

5月の風

2013-04-22 11:05:48 | 日記・エッセイ・コラム

5月の風が吹いてくる

緑色の風が吹いてくる

青くあくまでも澄んで、はれ上がった、あの大空から

城山のくすんだ緑はこのときとばかり

黄緑色に萌え上がって

浮かんでいる

なんともいえない、タケノコのような匂いが

城山から吹いてくるのはそんなに

時間がかかるまい

5月の風が吹いてくる

緑の風が吹いてくる

北海の島ヘルゴランドに

5月の風が

赤い海岸の絶壁で知られた

保養地のヘルゴランドに

その昔天才ハイゼンベルクが

この島で量子力学の端緒をつかんだ

あの5月の風が吹いてくる

ヘルゴランドには岩はあるが

草花は咲かない


ブログ「幾何学の受験参考書」

2013-04-22 10:55:26 | 数学

4月17日に「幾何学の受験参考書」という題でブログを書いたが、その直後にはあまりブログのアクセスが多くはなかった。

ところが今日出て来てみるとこの項目のブログの訪問回数が57と大幅に増えている。これは昨日朝日新聞の読書欄でこの「チャート式幾何学の参考書」の紹介がされていたせいではなかろうか。

大体、日曜日は私のブログを更新しないので、アクセスは普通50~60くらいに落ちるのが普通である。それが昨日はアクセス数が100を超えていた。

新聞の影響は思ったより大きいと感じている。「WKB近似の解説論文」とか「WKB近似」とかのブログではアクセスは多くても20そこそこなので、「幾何学の受験参考書」の項はどういうことが書かれているかと気にされた一般の人が居られたのだろうと思っている。

もっとも私のブログは(数学・物理を意味する)physicomathという名前なのでそれほど一般的にポピュラーではない。だが、数十人は日本の中でこういう関心をもった方がおられるのだということはわかった。

しかし、「Kembleの量子力学」のときにはそれでも20近くのアクセスがあったのには私の方がその意外性に驚かされた。世の中の人々の関心は私の予想以上に広いものであるといまさらながら思い知らされた。