今日はレポーターが「ルネッサンスとキリスト教と科学」という題で話をしてくれた。なかなか興味深い話であったが、私の都合で松山空港への迎えがあったので、4時過ぎに終了した。
討論をもう少ししたかったが、それはまた次回以降にしたい。
科学はギリシャからアラビアを経由してヨーロッパに来たという。それはスペインにイスラムが進出したことから、こういう経過となったという。
ルネッサンスにも前期と後期のルネッサンスがあり、普通に言われている、ルネッサンスは後期ルネッサンスのことをいうらしい。
聖書と自然とが、神の書かれた書物であるという。ところが自然は聖書とは内容が違ってくるであろうから、そのときはどうするのであろうと他人事ながら心配になる。
もう一つルネッサンスは15世紀にビザンティン帝国がトルコに滅亡させれたときに、その国にいた学者が大勢イタリアに移住したことも大きいという。
占星術、錬金術、数秘術とかは近代科学のゆりかごである。錬金術は化学の占星術は天文学の数秘術は数学の元となったのであろうか。
参加者の中から、大航海時代とルネッサンスとは対になっていると言われた。物体の落下の法則は弾道学の基礎となった。そして砲術は戦争の基礎となった。
そして、その戦争に強いところが世界を制覇したという。それはそうだろう。山本義隆氏の本を読んで見たくなった。