バークレイ白熱教室第3回は表記の「地球温暖化の真実」であった。
リチャード・ムラ―教授は地球温暖化が科学的な真実ではないとは言わない。それは真実であるが、年数のスケールが全く異なっているという。そこに彼の主張の主な点がある。
50年間で平均0.64°Cの気温上昇が見込まれるという。そして海面の上昇は100年後で0.6~1mが見込まれるという。それが地球温暖化の真実だという。
だが、彼は地球温暖化の問題が全くないとは言っていない。やはり問題ではあるという。
彼の研究によれば、1735年以後の地球の温暖化の原因はすべてCO_{2}の増加によるという。これはすべて人間が原因となっているという。
だが、気候の変化が地球温暖化によるというのは間違っているという。というのは世界平均の温度上昇は0.64°Cであるのに、5, 6°もの温度変化が地球温暖化の原因であるはずがないという。
(注)2014.5.30の夜に、この放送の再放送があった。見ている途中で眠ったりしたので精確にはわからないが、上の要約で余りまちがいはなさそうである。