昨晩、真のナポリピッツァ協会の松山店のオウナーシェフのお店に連れて行ってももらった。オベルジュ道後というホテルのil Positanoという店である。
長男夫婦が東京から帰って来て、一昨晩、二番町のピッツアのイタリアレストランda Bocciano(ボチャアーノ:この名前は坊ちゃんに由来するだろう)に行ったらしい。そしたら、たまたまオウナーシェフが子どもと同姓同名であった。
びっくりして、次の晩、すなわち、昨晩だが私たち夫婦をご招待してくれた。そのオウナーシェフはいくつかのお店を松山にもっており、次の晩は道後のお店に出ているという。
そのレストランil Positanoはしゃれたお店であって、店の外にいくつかのテーブルが出されており、なかなかヨーロッパ風の心地よさである。
私たちは屋内のテーブルでスパッゲッティとピッツアとかワインを食べたり、飲んだりしたが、そのシェフの方が同姓同名のご縁でご挨拶に来られた。変なご縁ができたので、これからときどき来たいというのが妻がいう。
そして、私たちが帰ろうとしたら、そのシェフの方がまた出て来られて、挨拶をされた。どこによく行きますと言われたので、「南堀端のアミティエによく行きますね」と言ったら、妻があそこは古物商のようですと余計なことを言った。
それはともかく私はほとんど外へ出歩かないが、妻は友だちを連れてあちこちへとレストランへ行くので、松山の余り高くないお店なら知らないところはほとんどない。
同姓同名であるが、私の名前と同じ名前の人も有名な人が居られて、音楽家というか歌手の方もおられる。また明治鍼灸大学の教授で学部長か何かをされている人も同姓同名である。
これは実際にあったことだが、大学に勤めていたころにあるとき電話がなって、私が出たら、藤田保健衛生大学か何かの保険の先生からで集中講義の来てほしいと言われる。すぐに間違い電話だと思ったが、法文学部に私と同じ姓の先生がその当時いたので、その方と間違っているのではないかと判断して名前を確かめたが、私の名前と同じであった。
それでようやく明治鍼灸大学の私と同姓同名の方だとわかった。これは一瞬のことで早く判断ができたのだが、それにしてもそのやりとりは数分はかかった。
私と同姓同名の方は私の出身の町に何人もおられたが、ときどき私の名前でそれらの方を煩わせているかもしれない。松山にも同じようなことが起こっているかもしれない。
私自身はそれらの方の知り合いから間違い電話を受けたことは1回もない。